モナコ入りが決定したケイタ(左)とヨベティッチ(右)。セリエAで結果を残してきたアタッカーだけに、そのパフォーマンスには注目だ。※写真はモナコ公式サイトより

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 モナコがイタリアから2人のアタッカーを迎え入れた。現地時間8月29日にステバン・ヨベティッチとケイタ・バルデ・ディアオを、それぞれインテルとラツィオから獲得したことを公式サイトで発表している。
 
 契約期間はケイタが5年で、ヨベティッチが4年となっている。気になる移籍金は非公表だが、フランス紙『レキップ』など複数のフランス・メディアによれば、前者が3000万ユーロ(約38億4000万円)で、後者が1100万ユーロ(約14億800万円)だという。
 
 モナコ入りを決めた両者は、いずれもセリエAで結果を残してきたアタッカーだが、今夏に関する噂が絶えなかった。ヨベティッチは今夏にセビージャからレンタルバックしたがやはりポジションを見つけられず、ケイタは望んでいたユベントスからオファーを受けながらも移籍金の問題で放出を許さなかったラツィオに業を煮やし、練習をボイコットする強硬手段に打って出ていた。
 
 そうしたなかで、満を持して新天地へとやってきた両選手は、次のようなコメントを残している。
 
「モナコのようなクラブと契約ができて嬉しいよ。スタートが待ちきれない。チャンスがあるとわかってから、考える時間はそれほど必要なかった。大きな成功を収めたグループの一員になれて、とても幸せだよ」(ケイタ)
 
「ここにいられることをとても嬉しく思う。モナコは昨シーズン、チャンピオンズ・リーグ準決勝を戦い、リーグ優勝も成し遂げたビッグクラブだ。だから僕はここに来たんだ」(ヨベティッチ)
 
 実力派アタッカーの2枚獲りに成功したモナコ。この補強は、まさに理想的だと言えるはずだ。
 
 というのも、昨シーズンのモナコで公式戦44試合で26ゴール・14アシストを記録するセンセーショナルな活躍を見せたキリアン・エムバペは、優勝争いのライバルであるパリ・サンジェルマン行きが濃厚となっているからだ。
 
 8月27日にはレキップ紙が、代理人を務める父親と条件面で合意し、さらにパリ近郊で育った経歴を持つ本人の首も縦に振らせたパリSGが、レンタルでの獲得を決めたと伝えている。
 
 さらに左サイドで決定的な役割を任されてきたトマ・ルマールにも、フィリッペ・コウチーニョをバルサに売却する可能性があるリバプールから触手が伸びていると、英紙『インデペンデント』など複数のメディアが報じている。
 
 今夏のメルカートでは、すでにバンジャマン・メンディ(→マンチェスター・C)、ベルナルド・シウバ(→マンチェスター・C)、ティエムエ・バカヨコ(→チェルシー)を放出しているモナコ。仮にエムバペとルマールの退団が決定すれば、メンバーが一新されることになる。
 
 はたして、ケイタとヨベティッチを加えたモナコは、昨シーズンのリーグ・アンとCLで旋風を巻き起こした爆発的な攻撃力を維持できるのだろうか?