ストリートスナップの練習のために街に出ても、気後れしてしまうのはよくわかります。道行く人々をこっそりスナップするにしても、声をかけて写真をかけるにしても、けっして簡単にできることではありません。しかし、本当に上達したいと思うなら、引っ込み思案に甘んじていてはいけません。以下に紹介するシンプルなルールに従えば、ストリートスナップの技術を磨いていくことができます(恥ずかしさの克服も)。

大型カメラではなくスマートフォンを使う

大きなカメラは、取られる側と撮影者の両方にプレッシャーを与えてしまいます。

The Phoblographerの運営者であるChris Gampat氏は、目立つことが心配なら、小さなカメラからはじめるといいとアドバイスしています。たとえばスマートフォンがそうですね。とはいえ、iPhoneで隠し撮りしろという意味ではありません。写真を撮る前にひと声かけるようにしてください。スマートフォンは、あなたにとっても相手にとっても馴染みが深いものですので、比較的楽な気持ちで撮影できるはずです。Chris氏も「スマートフォンの方が人目を引きづらい」と言っています。

また、iPhoneで撮った写真のほうが、被写体の自然な姿を捉えていることが多いのです。

カメラのレンズを人に向けるのに躊躇してしまう人も、スマートフォンならずっと気楽に写真を撮れるはずです。「きっと撮れた写真に驚くでしょう。また、作品を公開するのもよりスムーズです」とGampat氏。

きちんとした身なりをする

きちんとした身なりをしていたほうが、写真を撮らせてもらいやすくなります。だらしない服装をしていると、魅力的で信頼できる人物に見てもらえません。逆に信用を得られれば、いい写真が撮れる可能性も高まります。

米Lifehackerの社内カメラマンであるVictor Jeffreys IIは、街に出るときは少しおしゃれをしようとアドバイスしています。

自分の写真を撮るのにふさわしい人物だと見られれば、最高に有利な立場に立ったことになります。とはいえ、教会やダンスパーティーに行くような恰好をしてはいけません。やり過ぎは禁物です。気に入っていて、気分が高まる服を着ればいいだけです。

マニュアルでフォーカスする

雑多な都会の場合、カメラのオートフォーカスが狙っていない被写体にピントを合わせてしまうことがあります。いつでも狙った写真を撮れるようになりたいなら、マニュアルモードに慣れておきましょう。Gampat氏は次のように言います。

多くの人が、マニュアルでピントを合わせるには、フォーカスリングを握りしめ、じっと座って、被写体がフォーカスに入ってくるのをひたすら待たねばならないと思い込んでいます。そんなことはまったくありません。そうではなく、ゾーンフォーカスを使いましょう。そうすれば、撮影前にフォーカスを決めておけるので、落ち着いてシャッターを切ることができます。あらかじめ設定しておいた距離になるまで、被写体に向かって歩いていき、シャッターを切るだけです。

フォーカスを先に決めておくことで、被写体を追いかける余裕が生まれます。まだ腕に自信がないときには、大いに助けになるテクニックです。

好きなものを撮る

コンフォートゾーンから出るには、楽しいことをするに越したことはありません。クールなスニーカー、あなたを見つめているスーパーモデル、なんでもいいので関心を惹かれたものを被写体にしてください。「好きなものを撮影すべきです」とJeffreys氏。

あなたの靴がかっこいいと思ったら、私はそれを撮ります。お決まりの写真は撮りたくはありません。自分がワクワクするものを被写体にしてください。

被写体のどこに惹かれたのか、なぜその人を撮りたいのかを説明してください。「撮影した写真をあとであげる」と約束してもかまいません。メールアドレスか電話番号を聞けばいいだけです。

撮影前にリラックスする

もしこれだけの準備をしても、コンフォートゾーンから出る勇気がでないときは、リラックスできる飲み物を飲んでみてください。「はじめる前に少しビールを飲んでみるとか」とJeffreys氏。少しばかりお酒の力を借りても何も悪いことはありません。ただし、少しだけにしましょう。酔っ払って臭い息を吐きまくっている見知らぬ人に、気持ちよく写真を撮らせてくれる人などいるわけがありませんからね。

Image: YAKOBCHUK VIACHESLAV/Shutterstock.com

Reference: The Phoblographer

Patrick Lucas Austin - Lifehacker US[原文]