【心理テスト】思い浮かべた鏡でわかる、あなたが望む世界

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 リアルタイムの自分を見ようとすると、鏡、または、鏡の代わりになりそうなものに姿を映して確認するしかありません。今回は、思い浮かべた鏡から導く、鏡の心理テストをご紹介します。あなたが求めている世界は何でしょうか。

【質問】
 「鏡」と聞いたら、次のどれを思い浮かべますか?

A:手鏡
B:全身鏡
C:壁一面の鏡

 あなたはどれを選びましたか? さっそく結果をみてみましょう。

【診断できること】
「あなたが求めている世界」
 いろいろなタイプの鏡を使っている私たち。そこに映し出されるものは何でしょうか。包み隠さぬありのままのもの? 自分が見たいものや理想? 「鏡」が象徴するのは、事実と理想、欲望です。あなたが求めている世界を探ってみましょう。

■A:手鏡……理想の世界
 小さな手鏡が映し出す世界は、身体の一部です。メイク直しの便利アイテムですが、一部の手直しに使う程度で、全体を見渡せない視野の狭さがあります。そこだけを見るとよく見えても、全体的にはおかしな場合も……。あなたが求めている理想を見ていると言えます。水鏡に映した自分に惚れたナルキッソスのような自惚れも含まれているのかも。

■B:全身鏡……欲望の世界
 全身鏡に映るのはあなたの全身です。服を着ていようと裸でも、あなたの身体のすべてを映し出します。裸が映し出される鏡は、絵画の世界で欲望の寓意として用いられているそうです。あなたが見ているのは、人のダークサイド。私利私欲や欲望です。欲望を否定せず、自分を偽らない心が欲望の世界を求め、受け入れようとしているのでしょう。

■C:壁一面の鏡……ありのままの世界
 自分の姿はもちろん、他の人々や、部屋全体の様子を映し出してしまう壁一面の鏡です。そこには、何が起きていて、どんなドラマがあり、人々がどんな様子をしているのかがすべて映し出されます。あなたが求めているのは、そこにあるありのままの世界を知ることでしょう。他者と自分を見ることで、自分の存在を確認できるありのままの世界です。

 鏡は真実を映し出すと同時に、見たい自分の姿である理想を見せてくれます。写真では変な顔になるのに、鏡の前ではとびきりのキメ顔になれる人は多いものです。鏡の中に理想の自分を見ているということなのでしょう。
(LUA)※画像出典/shutterstock