キャプテンとして3年目を迎え、前線ではゴールという結果を残しているイカルディ。その価値が高いのは間違いないが、今回は夫人(兼代理人)の“勇み足”だったか……。 (C) Getty Images

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 インテルのエースを務めるマウロ・イカルディは、セリエA開幕から2試合で4ゴールと絶好調。そのせいか、代理人を務める妻のワンダ・ナラも、いつにも増して饒舌になっている。

 
 自身もモデルとして芸能界の荒波に揉まれてきたワンダは、2年前から夫イカルディの代理人を務めている。昨夏には、ナポリなど他クラブへの移籍をちらつかせながら、最終的に年俸アップと2021年までの5年契約を勝ち取った。
 
『メディアセット』などイタリア・メディアによると、ワンダは母国アルゼンチンの雑誌『Gente』で、「私は旦那を稼がせることができる唯一の妻」と豪語。さらに、“敏腕エージェント”は、夫の市場価値がとてつもない高みに達しているとの見解を示した。
 
「インテルは、彼を1400万ユーロ(約17億9000万円)ぐらいで買ったけど、私からすれば、今の彼には2億5000万ユーロ(約320億円)以上の価値がある」
 
 周知のように、今夏のマーケットではパリ・サンジェルマンが史上最高額でバルセロナからブラジル代表FWネイマールを引き抜いたが、その額は2億2200万ユーロ(約284億円)だった。ワンダは、イカルディにそれ以上の価値があると主張したのだ。
 
 確かに、イカルディは波に乗っている。負傷の影響で満足にプレシーズンマッチをこなせなかったにもかかわらず、開幕から2戦連続のドッピエッタ(2得点)でチームを連勝に導いた。
 
 24歳という若さにもかかわらず、名門インテルのキャプテンという重責も担っている。さらに、ホルヘ・サンパオリが監督に就任してからは、アルゼンチン代表にも招集されるようになった。
 
 それでも、2億5000万ユーロの価値があるというワンダの主張に疑問符を付けるサポーターは少なくない。メディアセットのアンケートでは、1948名のユーザーのうち、73パーセントもの人々が、ワンダの意見は正しくないと評価している。
 
 ルチアーノ・スパレッティ監督を招聘し、低迷した昨シーズンからの巻き返しを狙うインテルだけに、イカルディにかかる期待と責任は大きい。彼はその重圧に負けず、妻であり代理人でもあるワンダの意見が正しいと証明できるだろうか。