白報道官(資料写真)=(聯合ニュース)

写真拡大

【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官は30日の定例会見で、朝鮮戦争などで生き別れになった離散家族の再会行事に向けた南北赤十字会談を北朝鮮に提案したことについて、「対話の提案をする際に期限を定めてはおらず、対話の提案は今も有効だ」と述べた。北朝鮮の度重なる挑発により離散家族の再会は難しいのではないかとの質問に答えた。

 また「南北関係の改善と発展のために、忍耐心を持って長いスパンで韓国政府の一貫した立場を(北朝鮮に)伝え、そのようになるよう努力する」とし、「(離散家族の再会)問題の解決に向けた赤十字会談の提案に北が応じるよう改めて求める」と述べた。

 韓国政府は先月17日、秋夕(中秋節、今年は10月4日)に合わせた離散家族再会行事の開催などについて議論するため南北赤十字会談の開催を北朝鮮に提案したが、これまで回答は得られていない。

 再会対象者の選定など、行事の準備に最低1カ月かかることから、秋夕の連休期間に合わせて再会行事を行うのは事実上困難だとみられる。

 白報道官は「政府は北の挑発を強く非難し、韓国国民の生命と国家の安全保障をしっかりと守って、現在の厳しい安保状況を克服していく」とした上で、「忍耐心と根気を持って朝鮮半島の平和と南北関係の発展、南北関係の大転換を成し遂げるための努力を一貫して続けていく」と強調した。

 昨年、建国記念日の9月9日に5回目の核実験を行った北朝鮮が、今年も挑発に乗り出す可能性については「北の核実験はいつでも可能な状況だと判断している」とし、「北が緊張を高める行為をやめ、平和的な解決の場に出てくることを願う」と述べた。