学生の窓口編集部

写真拡大 (全14枚)

カナダといえば、治安もいいと日本人に最も人気が高い観光地の1つ。初めての海外旅行先にカナダを選ぶ方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、旅行のプロがカナダのおすすめ観光地をご紹介。治安や時差、旅費などカナダ観光をする上で知っておきたい基本情報も解説していきます。


■カナダの治安

【性格診断テストまとめ】自分の隠された一面が丸わかり?!

欧米諸国と比べて治安は良好ですが、世界的に旅行者を狙った置き引き、窃盗などの犯罪が増えてきています。荷物から目を離さないよう注意し、夜間にひとりで出歩くことはしないようにしましょう。また世界的に人の多く集まる場所でのテロが頻発しています。観光地では周囲に気を配り、テロがこの場で起こるかもしれない、そのことを念頭に入れて行動するようにしましょう。

■時差

カナダは⽇本と比べて国土が広いため 6 つの時間帯があり、日本との時差は太平洋標準時間でマイナス 16 時間、オタワやトロント、モントリオールなどの東部時間でマイナス 14 時間、最東端のニューファンドランド時間でマイナス 11 時間 30 分とかなり幅広いです。

さらにカナダでは一部地域を除いてサマータイムが導入されています。旅行する時期によって時差が異なってくる場合があるので、きちんと調べておきましょう。

■カナダまでの飛行時間

バンクーバーまでの飛行時間は成田空港から日本航空とエア・カナダがおよそ9 時間程度の直通便を運航しています。さらにエア・カナダは成田国際空港からカルガリーまで約 9 時間程度、トロントまで約 12 時間程度の直通便も運航しています。

羽田空港からは全日空がバンクーバーまで約 9 時間程度の直通便、エア・カナダがトロントまで約 12 時間の直通便を運航しています。

関西国際空港からはエアールージュがバンクーバーまで約 9 時間 30 分の直行便を運航しています。

■カナダまでの旅費

日本からバンクーバーまでの飛行機での旅費は、予約サイトから香港国際空港への乗り継ぎ便で5.3万円から販売していて、この料金帯が最安値のようです。トロントへはデルタ航空から乗り継ぎ 2 回5.3万円というフライトが最安値でした。ただし、乗継時間が圧倒的で滞在時間が少ない弾丸ツアーであることを確認しましょう。

季節がオーロラのシーズンになったら、旅行代金もアップ傾向です。オーロラ遭遇率が高いイエローナイフのツアーは最安値2泊4日で14.8万円〜位から各旅行代理店で販売しています。その他ホワイトホース、フォート・マクマレーなどカナダには有名オーロラスポットがありますので11月後半から3月はこれを目当てに旅行してもいいでしょう。

■言語

カナダの公用語は英語とフランス語で人口の 57 パーセントが英語を、22 パーセントがフランス語を母語としています。また州ごとに異なる公用語が定められていて、極北では現地の先住民の言語は公用語に定められています。

■その他旅行する際の注意点

カナダでは公共施設での飲酒、喫煙は一部の例外を除いて禁止されていて、違反した場合罰金が科せられるので注意しましょう。レストランやバーも全て禁煙です。また他の諸外国同様チップの習慣があり、レストランやタクシーでは 10〜15 パーセント程度のチップを渡すのが一般的です。

その他カナダではインターネットがとても普及しているのでほとんどの空港やホテルのフロント、ビジネスルーム、都市部のカフェでは無線 LAN が無料で使えます。

インスタやTwitterで旅の記念の画像を上げるときは、必ずスマホの設定をWi-Fiにして通信料がかさまない様に、そして日本出発時に設定を変更しておくよう心がけましょう。

■カナダのおすすめ観光スポット20

カナダのおすすめ観光スポット1.オーロラ(イエローナイフ、ホワイトホース、フォート・マクマレー)

カナダ3大オーロラ名所といえば、イエローナイフ、ホワイトホース、フォート・マクマレーです。この自然現象は、雲よりも高い場所に発生する大気の発光現象で、ローマ神話に登場する暁の女神アウロラに由来しています。特にカナダのイエローナイフではオーロラベルトの真下に位置するため、晴れの日が多いイエローナイフがオーロラ遭遇率の高いエリアと言えます。

イエローナイフには、オーロラを見ようと11月下旬〜3月にかけて世界中から観光客が集結し、オーロラレイクの湖畔にあるオーロラビレッジも外国人でいっぱいです。その他、昼に参加できる犬ぞりツアーやスノーモービルでのアクティビテイもあり、中にはオーロラ講座や、写真撮影のポイントを押さえたオーロラ撮影講座というオプションも充実しています。宿泊施設も、自由なダイナミックパッケージで参加してもB&Bホテルや日本語OKのホテルなども多いため、英語に自信がない方も自由に組み合わせて旅をする、またはツアーに参加するという手段がありますので、カナダ観光を検討しているならば、冬休みを利用してオーロラを見に行ってみてはいかがでしょうか。

カナダのおすすめ観光スポット2.カナディアンロッキー

3,000m級の山々が点在する「カナディアンロッキー」は、氷河と森、山、湖が2万3,000平方キロメートルに渡って広がる国立公園です。4つの国立公園(ジャスパー、バンフ、クートニー、ヨーホー)と隣接する3つの州立公園が合わさっていて、総面積が2万3,000平方キロメートル! 北半球で最大といわれています。

国立公園のひとつ、ジャスパーから連なる「アイスフィールド・パークウェイ」(山岳観光道路)は、「世界一美しい道」と呼ばれアウトドア好きの聖地となっています。この場所で天気のいい日にトレッキングができたらもう、何も言えません。雄大な自然とどこまでも続く道に、カナダに移住したくなるような魂が宿りそうです。本当に巨大なコロンビア大氷原も絶対に見てほしい光景です。見所が広がるカナディアンロッキーを、学生時代に訪れることができたら人生観が変わるかもしれませんよ。

カナダのおすすめ観光スポット3.ケベック

ケベック州の州都、ケベックシティはカナダの歴史を知ることのできる北米で唯一の城塞都市です。セント・ローレンス川沿いからみるフェアモント・シャトーフロントナックは、ケベックシティのランドマークといってもよいほど、この街を象徴する建物で今は、高級ホテルとして利用されています。

ヨーロッパ風フレンチロマネスク建築の外観は大変見応えがあり、また城の屋上(ホテル最上階)からは新市街プチ・シャンプラン通りなどの街並みが眼下に見下ろせます。この街は公用語にフランス語が使用されていることもあり、カナダにいることを忘れてしまいそうです。ホテル脇のテラスデュフランの遊歩道をゆったりあるいて観光することをおすすめします。

カナダのおすすめ観光スポット4.グロスモーン国立公園

カナダと言ったら、壮大な自然が織りなす風景が脳裏にうかぶ程、世界的にも有数の地球規模のあゆみが感じられる国です。ここグロスモーン国立公園は、大西洋ニューファンドランド島にある、氷河期時代から山が削り取られ氷河に浸食された、断崖絶壁の崖が有名な場所で地質学者も研究に訪れるほど、地球の歴史を探究できる場所です。

地殻変動や海底隆起で形成された地層はおよそ10億年以上の間に渡って今の姿になった、とも言われていて自分自身がちっぽけに見える様な気分になります。

グロスモーン国立公園の6、7月にはザトウクジラが見られることもあり、淡水湖を船で遊覧するオプショナルツアーが人気です。内陸から見るフィヨルドモダイナミックであっとうされますよ。

カナダのおすすめ観光スポット5.ルーネンバーグ旧市街

イギリスの植民地だった時代の都市として築かれた「ルーネンバーグ旧市街」は、カナダのノバ・スコシア州にあり、木造建築が伝統家屋となりビクトリア王朝時代の雰囲気がそのまま残る市街地として知られ、その美しい景観と歴史が認められ世界遺産に登録されました。色鮮やかな黄色、ペパーミントグリーン、赤、青の家々は船に用いられるペンキで塗られたカラフルな家々で、ただの一般住宅であるのにもかかわらずレース模様の美しい手の込んだ彫刻が家々に施され、出窓も「ルーネンバーグ・バンプ」と呼ばれる印象的な窓があちらこちらに備え付けられています。

坂が多い街で、観光には馬車が用意されていたり、インスタ映えするフォトスポットとして多くの若い観光客が訪れたりする人気の街です。

カナダのおすすめ観光スポット6.リドー運河

オタワ(カナダ首都)と古都キングストンを結ぶ北米で最も古い、そして全長202km程の距離がある長い運河「リドー運河」は、世界遺産に登録されている歴史深い運河です。運河の水門を代々ロックマスターと呼ばれる門番が40以上の水門を管理し守り続け、その伝統はいまでも引き継がれ、手動でパークスカナダのスタッフが水門の開け閉めを行っています。

このリドー運河は、カヤックで運河を下るツアーもあり案内してくれるガイドさんは歴史や自然について教えてくれます。その間、自然が豊かな運河沿いには小動物が現れることもあり、とっても穏やかな時間が過ごせますよ。冬はスケートリンクになりスケートを楽しむ人で賑わいます。

カナダのおすすめ観光スポット7.バンデューセン植物園

1975 年に開園した、クイーン・エリザベス公園の西にある植物園です。もともとゴルフコースだったというこの植物園は、総面積 22 ヘクタールの広大な敷地の中に約 7500 種もの植物が植えられています。テーマ別に分けられたエリアが 55個 あり、大木が整然と並べられたエリアや色とりどりの花々が植えられたエリアなどの多種多様なエリアがあります。

中でもおすすめなのが 5月の中旬から6月初旬にかけてみられるラバーナム(キバナフジ)のアーチです。2 分程度で歩き終わる短い道ですがキラキラ黄金に輝くラバーナムの下を歩くと、こんなことはめったにないので感動すること間違いなしでしょう。

カナダのおすすめ観光スポット8.ギャス・タウン

ダウンタウン北東部でバラード入り江に面した、「バンクーバー発祥の地」とも呼ばれる地区です。1867 年この地域に初めて酒場を開いたギャシー・ジャック・デイトンという人の名前がこの名前の由来となっていて、石畳の道路やレンガ造りの建物、街のシンボルでもある蒸気時計など、レトロな雰囲気が特徴の街です。お土産屋さんやカフェ、レストラン、ブティックなどお店がたくさん軒を連ねているのでショッピングを楽しみたい方には、うってつけの街です。

9.スタンレーパーク

バンクーバーのダウンタウンの西側にある 1888 年に開園した公園で、北アメリカの都市公園ではトップ 10 に入る 400 ヘクタールの大きさを誇る公園です。

その広大な敷地を利用して「ジュマンジ」「Xメン ファイナルディシジョン」などの有名な映画の撮影に使われたこともあります。

園内にはさまざまな施設が設置されていて、カフェ、レストラン、ビーチ、ゴルフコース、テニスコート、プール、水族館などかなり充実しています。中にはトーテムポールなど変わったものもあります。海沿いの整備された遊歩道を散策したり、自転車で周遊してみたりとアクティブな楽しみ方もできます。

カナダのおすすめ観光スポット10.グランドヒル・アイランド

バンクーバーのグランドヒルストリートという橋の真下にある観光スポットで、ダウンタウンからバスやボート、フェリーで行くことができます。もともと製鉄所や製材所があった工業地区だったのですが、1970 年代に入ってマーケットやレストランなどが集まる商業スペースへと変化していきました。

グランドヒル・アイランドいちばんのおススメは、パブリックマーケットです。野菜や魚の生鮮食品をはじめ、加工食品、工芸品、土産物などに加え、フードコートなども併設されたなんでもありなマーケットです。食べ歩きやショッピング好きさんはヘビーユーズすること間違いなしでしょう。

カナダのおすすめ観光スポット11.リンキャニオンパーク

バンクーバー北部の郊外にある公園で、たくさんのハイキングコースを有しています。その中のベーデンパウエルトレイルというコースには⾼さ 50 メートルで木製の吊り橋、リンキャニオンサスペンションブリッジがあります。日本にはない雄大な大自然の中でスリリングなハイキングを体験できるでしょう。自然を満喫するにはもってこいの観光スポットです。

カナダのおすすめ観光スポット12.イングリッシュ・ベイ

イングリッシュ・ベイはバンクーバーのダウンタウン西側にある、ビーチ通り沿いの港で、ジョギングやサイクリングに犬の散歩をする人がたくさんいる、地元の人の憩いの場でもあります。

またこのビーチはサンセットが美しく有名で、夕暮れ時にやってくる人も多いようです。さらに夏期には花火大会が催されるので、サンセットからの花火鑑賞なんていかがでしょう。

カナダのおすすめ観光スポット13.セントローレンス・マーケット

200 年以上前からトロントで営業している市場で、トロント市民の台所として長年愛されてきました。2 階建のこの市場は、肉や野菜や魚などの他、オーガニック食材専門の店や総菜、ベーカリーなどさまざまな店が並び、とても活気にあふれています。イートインスペースも設けられているので、買ってすぐその場で食品をいただくこともできます。

毎週土曜日開催のファーマーズマーケットでは近隣の農家が集まって、採れたて新鮮な野菜や果物を販売しています。活気にあふれているので、品物を購入せずとも雰囲気を味わうだけでもおもしろい場所です。

カナダのおすすめ観光スポット14.ナイアガラの滝

カナダに来たら絶対外せない観光スポット、ナイアガラの滝は、トロントからバスで 2 時間の距離にあります。カナダ滝、アメリカ滝、ブライダルベール滝の 3 つの滝で構成され、平均で毎分 110000 ㎥もの水が流れる北米エリアで最も規模の大きい滝です。

周辺では観光地化が進み、ホテルやレジャー施設が整備されていますので滝以外もいろいろ楽しみ方があります。

ナイアガラの滝の周辺には 8 つのハイキングコースが整備されていて、滝壺だけでなく森林や湖などの大自然も楽しむことができます。25000 平方メートルの広さを誇るウェイブスインドアウォーターパークや、ギネス世界記録博物館などのレジャー施設もおすすめです。

カナダのおすすめ観光スポット15.CN タワー

世界第 3 位の自立式電波塔であり 1976 年の完成以来トロントのランドマークとして有名なこの塔は、トロントのダウンタウンの南側に位置しています。この塔にはルックアウト、グラスフロア、スカイポッドという 3 つの展望台がありそれぞれに特徴があります。

まず1 つめのルックアウトは、高さ346メートルにある展望台で360度に広がるトロントの街並みを楽しむことができます。2 つめは、グラスフロアは高さ342メートルとルックアウトよりも低いですが、床がガラス張りになっていてスリルを味わうことができます。さらに屋外展望台も設けられていて 342 メートルという高さを人生で極めて稀な体験として体感することができます。3 つ目のスカイポッドは基本料金の他に別料金を支払う必要がありますが、他 2 つの展望台とは別格の景色を堪能できます。また天気がよければナイアガラの滝やニューヨークも見ることができるのでコストパフォーマンスはよいでしょう。

また 356 メートル地点ではエッジウォークという空中散歩体験もできるのでトロントを訪れた際はぜひ一度足を運んでみてください。

カナダのおすすめ観光スポット16.クイーンストリートウェスト

クイーンストリートウェストはトロントでも有数のオシャレな街として知られ、セレクトショップやブティックといったファッション関係の店を始め雑貨屋、世界的に有名なライブハウスやレストラン、バーなどが軒を連ねています。

夏期にはフリーマーケットも開催されてより一層盛り上りを見せます。ショッピング好きにはもってこいのスポットです。

カナダのおすすめ観光スポット17.エドワード・ガーデン

かつてトロントの実業家ルパートエドワーズが個人的な別荘地として所有していた庭園で、14 ヘクタールの広い敷地内には小川や池も完備されていて、さらに小高い丘や渓谷があり、とてもスケールの大きい庭園となっています。

また多種多様な植物が栽培された植物園もあり、キッチンガーデンやハーブガーデンといったテーマ別に整備された庭園が並んでいます。

カナダのおすすめ観光スポット18.ハーバーフロント

オンタリオ湖の湖岸にあるハーバーフロントは、コンサートやダンスショー、フードフェスティバル、展覧会といったイベントが楽しめる、レストランやカフェ、映画館、美術館、公園などが揃った地区です。年中イベントが催されているのでどの時期に訪れても楽しめるでしょう。

アメリカ全土の料理や激辛料理、フィリピン料理を扱ったイベントや5月に行われるビクトリア女王生誕祭などで、どのイベントも必⾒です。

カナダのおすすめ観光スポット19.アートギャラリー・オブ・オンタリオ

トロントに ある 1900 年に創設された美術館で、西暦 100 年頃から現代にいたるまでの美術品を約 80000 点収蔵しています。広さが 45000 平方メートルとカナディアンアートを収蔵する博物館としては世界一の規模を誇り、イヌイットや原住民の作品も所蔵されています。それ以外のヨーロッパの画家達の作品も豊富でルーベンス、ピカソ、ロダン、モネ、ゴッホといった著名な画家達の作品も収蔵されています。その他にも数多くの企画展、巡回展を行っていて、何度訪れても新しい発見があって、普段美術品にあまり触れない人でも楽しめるでしょう。

カナダのおすすめ観光スポット20.カーサ・ローマ城

1914 年にトロントの実業家で軍人であったヘンリーベラットによって建てられた建物で民間の住宅としてはカナダ最大の建物となっています。完成には 3 年の年月と 350 万ドルのお金が掛かったと言われています。その後ヘンリー氏は破産して、この建物はトロントの持ち物になり、現在では観光地として一般公開されています。

5 エーカーの庭園に囲まれたこの城は地下を含め 4 階建で全 98 部屋という、まさに城というべき造りをしています。中に入ると豪華な調度品がならんでいて図書室も設けられていたり、トロントを⼀望できるアーチ窓の並んだサンルームもあったり、いたれり尽くせりという印象です。さらに日本語のオーディオガイドも貸し出してくれるので、英語が苦手な方でも気軽に城めぐりに参加することができる場所になっています。


カナダのおすすめ観光地をご紹介しましたがいかがでしたか? 自然にあふれ、のどかなカナダは大学生にもおすすめできる観光地です。事前に行きたいところをチェックして、ぜひカナダ旅行を満喫しましょう。


執筆者:つかさあおい(ナレッジ・リンクス)

学生の頃から趣味だった旅行は、いつしか仕事になりツアーコンダクター歴は15年。日本国内(47都道府県制覇)と海外(12カ国40都市)を旅するように。現在は旅行ライターとしてまだまだ日本人が知らない現地ネタを情報発信中。ディープでおもしろい国内旅行、その土地ならではの海外の歩き方をご紹介します。