ローマに移籍したパトリック・シック【写真:Getty Images】

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 ローマが29日、サンプドリアに所属する21歳のチェコ代表FWパトリック・シックを買い取り義務付きのレンタルで獲得したと発表した。契約期間は5年間で2022年6月までとなっている。

 クラブの発表によると、まず1年間は期限付き移籍で加入するという。レンタル料は500万ユーロ(約6億6000万円)でレンタル期間終了後に900万ユーロ(約11億8000万円)を追加で支払うことになる。そして、選手のパフォーマンスなどに応じてボーナス最大800万ユーロ(約10億5000万円)発生するとのこと。

 さらに、2020年2月には2000万ユーロ(約26億3000万円)を支払うことになるが、仮に2月1日以前にパトリックが他クラブへ売却される場合はローマに売却益50%を保証することになるようだ。これら全てを合わせた総額は「クラブ史上最高額」の4200万ユーロ(約55億3000万円)になる。

 これまでの経緯を追っていくと…現地時間6月22日にサンプドリアはパトリック・シックがユベントス移籍に向けてメディカルチェックを受けていることを発表。移籍金3000万ユーロ(約38億6000万円)でクラブ間合意し契約成立間近のところまで交渉は進んでいた。しかし、メディカルチェックで心臓に問題が見つかったことで交渉破談。

 後日、ユベントスとの交渉が破談に終わりチームに残留することをサンプドリアが発表している。サンプドリアの施設で再検査を行なったが、今度は問題は見つからなかった。交渉破談後、ユベントスは再度獲得に乗り出し選手の代理人に接触している。ただ、同時にインテルを含めた複数のクラブも獲得に乗り出し、最終的にローマに移籍することが決定した形となっている。

text by 編集部