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Appleとアクセンチュアは、企業における従業員と顧客の関わり方を変革する支援を行うためにパートナーシップを組むことを29日発表した。

世界120カ国で40以上の産業を横断するサービスを提供するアクセンチュアは、2月に「アクセンチュア・イノベーション・アーキテクチャ」の発足を発表しており、急速にテクノロジーが発展するデジタル環境下での企業の持続的な成長を支えるための拠点構築を分野ごとに進めている。

アクセンチュア·デジタル·スタジオは、機敏なアプリケーションやソリューションの開発を進める拠点のひとつで世界の30拠点以上の規模を誇るが、この中にiOS専用部隊が設立され、Appleの専門家もこのチームに配置。エンタープライズクライアントのための新しいツールセットやサービスの立ち上げを行う。このなかには、ビジュアルやエクスペリエンスデザイナーなどの専門家、プログラマーやデータアーキテクト、データサイエンティストのほかハードウェやソフトウェアデザイナーも含まれる。

具体的にはAppleがSAPやCiscoなどパートナーと開発してきたiOSの強みを活用したバックエンドシステムとの接続などのインテグレーション支援や新しいツールやテンプレートなどを特長とするIoTサービス、既存のレガシーアプリケーションやデータのiOSアプリケーションへの移行などがサービスの概要として発表されている。

AppleのCEO(最高経営責任者)であるティム·クック氏は「10年前のiPhone、そしてそれに続くiPadの登場以来、Appleは仕事の働き方を変革してきましたが、企業に目を向ければ、まだ私たちの製品を使ってできることのほんの表面をなぞり始めたにすぎないと考えています。Appleとアクセンチュアはともに、信じられないようなユーザエクスペリエンスを作り上げるリーダーです。私たちが力を合わせば、Appleのテクノロジーのとてつもない能力を利用した素晴らしいソリューションを通じてビジネスの方法を本当に近代化し続けることができます。」と両社の提携が新たなビジネスエクスペリエンスの提供を可能とすることを述べている。

また、アクセンチュアのピエール·ナンテルム会長兼CEOは「モバイルアプリケーションを開発してきた経験から、私たちはiOSが優れた企業向けモバイルプラットフォームであると確信しており、Appleとパートナーシップを組むことができ、大変嬉しく思います。アクセンチュアのデジタル領域における広範な能力および業界知識と、お客様を喜ばせる製品を作るというAppleのマーケットリーダーシップを組み合わせることによって、私たちはお客様の働き方改革を支援する最適な立場に立つことができます。」と働き方の改革やデジタルトランスフォーメーションにiOSをはじめとしたプラットフォームが貢献できることを述べている。