埼玉県・小川町は、おいしさとやさしさが溢れる町だ。

オーガニックでおいしい食べ物は、僕たちの心を体を満たしてくれるし、地球にとってやさしい、ということも大切だ。

世界でも有数の有機農業の里で開催される「Ogawa Organic Fes(小川町オーガニックフェス)」は、2014年に始まり、今年で4回目。

地元の農家さんを中心としたこの手作りフェスは、毎回ほぼノンプロモーション。それにも関わらず口コミだけで、初回1,000人、2回目3,000人、昨年はついに5,000人の来場者を突破。

9月9日(土)は、そんなオーガニックフェスを、五感全開で体感する1日なのだ。

日本の「里山カルチャー」は
美しい

このフェスの発起人で音楽ステージをプロデュースする、元レコード会社プロデューサーで、ニュージーランドで半自給自足の森の生活を送る四角大輔さんは、日本の「里山」の素晴らしさについてこう語る。

「ここ10年くらい、『パーマカルチャー』という言葉をよく耳にするようになったと思う。これは、人間が自然と共存しながら暮らす、ひとつの理想とされているんだけど、オーストラリアの2人の男性が構築した持続可能なライフスタイルなんだ。彼らはどうやってこれを思いついたかというと、まず世界中を旅した。

手つかずの大自然は、とても美しいよね。自然というのは人間の手がノータッチで、なにもしない形が一番理想。よく『日本の森が荒れている』とか言われるけど、これは人の手が加わってしまった林のことで、純粋な自然林ではないんだ。原生林といった自然の森は、人が管理しなくても、何もしなくても永続的に続いていく。逆に、一度でも人が手を加えてしまうと、永遠に面倒を見ないといけなくなってしまう。

そして、日本には『里海・里山』の文化があった。大自然と人が暮らす街っていう、本来は相容れない両者の間に「里」という、持続可能なエコシステムを作ったんだよね。そこで人間は自然と共生しながら、とても美しいライフスタイルを送っていた。

オーストラリアの若者2人が『どこかに自然と人間が共生する理想郷があるんじゃないか』と世界中を旅して見つけたのが、日本の里山だった。じつはパーマカルチャーのルーツは、日本の里山にあったんだよね。例え東京の真ん中で暮らしてたって、ぼくらは『命』をいただかないと生きていけない。食糧や水に限らず、物だって、地球の恵み。

つまり、都市空間だろうと森のなかだろうと、僕らはどこにいても自然に依存しているんだ。これは意識しようがしまいが、絶対的な事実。僕は、ひとりでも多くの人に、そういう意識を持ってもらいたいと思ってる。そして、自然と共存するライフスタイルを、日本人が先頭を切って発信できたらカッコいいのに!と、そう信じて表現活動を続けているんだ」

集落全員が有機農業に転換した
オーガニックタウン下里地区

さて、話を元に戻す。

都心から電車に揺られて1時間ほど経つと見えてくる、のどかな田園風景。小川町(OGAWAMACHI)は、緑溢れる里山、色鮮やかな野菜が育つ畑や豊かなお米を生み出す田んぼが広がる。そのなかでも下里地区は、すべての農地が100%有機という、世界中から注目されるオーガニックタウン。

日本から発信する「自然と共存するライフスタイル」。

この町に集まり、一人ひとりの人生をシフトする一歩になれば…。そんな思いが込められているというこのイベントでは、MINMI、GAKU-MC、河口恭吾、d-iZeらの音楽ライブも行なわれる。

この首都圏唯一の大規模フェスで出される飲食は、何とすべてがオーガニック。大自然のなかで、オーガニックフードやオーガニックビールやワインを味わいながら、心と体のデトックスをしてみては?

Ogawa Organic Fes(小川町オーガニックフェス)

日時:2017年9月9日(土)10:00〜16:00
会場:埼玉県立 小川げんきプラザ
入場料:無料

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