きのう(2107年8月29日)早朝、北朝鮮が発射した弾道ミサイルは10分足らずで北海道襟裳岬の上空を通過した。発射直後にJアラート(全国瞬時警報システム)が一部の地方で鳴り響いたが、「どこへ逃げればいいのか」「頑丈な建物といっても近くにはない」といった不安を訴える人が多かった。「ビビット」は防災・危機管理アドバイザーの山村武彦氏に「アラートが鳴った時の最善の対処法」をシチュエーション別に聞いた。

家にいた場合の対処法は、まず「窓・ドア・出入り口を閉める」こと。雨戸があれば雨戸、カーテンがあればカーテンを閉める。爆風や衝撃波でガラスが割れて飛び散ることを防ぐためだ。時間があれば、エアコンや換気扇を止める。有害物質があるかもしれない外気を遮断するため。室内で安全な場所はトイレや風呂だ。

車にいた場合は、とりあえずハザードランプを点滅させて、左側に寄せる。頑丈そうな建物があれば車を降りて入る。炎上の可能性があるので車からはできるだけ離れること。

屋外なら地下、建物に非難する

屋外にいた場合は、街中では地下に逃げるのが一番。地下がないときはビルなどの建物に避難する。地下がなければ、衝撃を和らげるために、より低い姿勢で備え、目をつぶって耳を押さえる。公園など樹木があれば、なるべく風下の木の下で、といったところだ。

司会の国分太一「地震だったら、いろいろ聞いていますが、ミサイルとなると、まだ現実味がないというか・・・。家族と話し合うことが必要ですね」

堀尾正明アナ「短時間の数分の間に何をするか、ふだんからチェックしておくことが大切ですね」

それにしても、きのうもアラートの発表から5分後には日本上空を通過していた。この短時間が何とももどかしい。