中距離戦略弾道ミサイルの発射訓練を指導する金委員長=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)

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◇北朝鮮「火星12発射訓練」と報道 金正恩氏が立ち会い

 北朝鮮の朝鮮中央放送は30日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が中距離戦略弾道ミサイルの発射訓練を指導したと報じた。訓練には米軍基地の攻撃任務を担う朝鮮人民軍戦略軍と「中長距離戦略弾道ロケット火星12」が動員されたという。前日に北海道上空を通過し、発射地点から約2700キロの太平洋上に落下した北朝鮮のミサイルは、中距離弾道ミサイル「火星12」であることが確認された。

◇国連安保理 北朝鮮非難声明を全会一致で採択

 国連安全保障理事会は29日(日本時間30日午前)、米ニューヨークの国連本部で緊急会合を開き、北朝鮮の中距離弾道ミサイル「火星12」の発射実験を強く非難する声明を全会一致で採択した。

◇新政権初の通常国会 9月1日から

 文在寅(ムン・ジェイン)政権で最初の通常国会が9月1日に始まる。会期は12月9日までの100日。5月の大統領選で政権を取った与党「共に民主党」は、長年の悪弊の清算と改革に向けた法案の成立と、国民の生活を重視する予算編成を目指す。一方、野党は文政権の独走と独善をけん制し誤ったポピュリズム(大衆迎合主義)政策を阻止すると表明しており、与野党間の激しい対立が予想される。

◇教育部や文化体育観光部 きょう大統領に業務報告

 文大統領は30日、教育部と文化体育観光部、農林畜産食品部、海洋水産部から業務報告を受ける。各部から主要政策を中心に10分程度の報告を聞いた後、これら政策を中心に討論する。教育部の業務報告では、未来の人材育成に向けた「革新教育」の浸透、公教育の活性化、生涯学習などが取り上げられる見通しだ。

◇元情報機関トップ起訴から4年 きょう差し戻し審判決

 韓国情報機関、国家情報院(国情院)のトップだった元世勲(ウォン・セフン)元院長が、在任中の2012年に大統領選挙を控えインターネット上で最大野党・民主統合党(現・共に民主党)候補だった文在寅氏を中傷する書き込みをするよう職員に指示し、選挙に介入したとされる事件で、ソウル高裁が30日午後、差し戻し審判決を言い渡す。元被告は13年6月に起訴された。一審は国情院法違反に当たると判断、二審は国情院法違反に加え公職選挙法違反の罪を認めた。大法院(最高裁)は公職選挙法違反で有罪とした二審判決を破棄し、審理をソウル高裁に差し戻した。

◇公営企業トップの昨年年俸が増加 大統領並み

 公営企業35社のトップの平均年俸は昨年2億120万ウォン(約1970万円)で前年比8.2%増加したと、企業情報などを提供するウェブサイト・CEOスコアが30日発表した。3年ぶりに2億ウォン台を回復し、大統領の年俸(2億1200万ウォン)に迫る額となった。最高は韓国電力公社の趙煥益(チョ・ファンイク)社長の約2億8000万ウォンだった。