そのスピードと広い視野を活かし、守備の要として幾度となくフランクフルトのピンチを救ってきたダヴィド・アブラーム。昨季はレアルからレンタルで加入していたバジェホと共に守備を支えたベテランCBだが、今季は新加入のファレッテやサルセド、さらにはリベロとして守備に安定感を増させるベテランMF長谷部誠らとともに、最終ラインを形成。

そして開幕から2試合で無失点に抑えたことについては「悪くはないよね」と語った同選手ではあるのだが、「チームとして改善していかなくてはならないし、新しい選手をうまくなじませていかなくてはいけない。細かい部分まで息のあったプレーをしていかないとね」と言葉を続けている。

「特に僕たちには、フィニッシュの部分で問題があることはわかっているんだ。これをよくするも悪くするも僕たち次第。練習から集中して取り組んでいかないとね。チーム全体で求められるものだよ。特にセットプレーでは」

なおアブラームはその対人戦での強さだけでなく、スペイン語を活かして新戦力をチームに溶け込ませるその助けも担っているところだ。「僕の役割は大して変わらないよ。」そう語ったアブラームは、「チームのたすけになるよう、経験を活かして助言もする。そしてアグレッシブさをもって日々取り組み続けていくことさ」と語った。