【赤外線実験】ダニ対策には「三菱」の布団乾燥機しかありえない理由

写真拡大 (全22枚)

なぜこんな時期に布団? と思ったかもしれませんが。その理由は「ダニ対策」にあります。実は6月〜8月はダニがもっとも繁殖する季節と言われており、ダニ対策が必須のシーズン。今回ご紹介するのは増殖したダニを確実に殺せる方法です。


6月〜8月はダニ繁殖のピーク
布団たたきで程度では対策不十分です。


ダニの対策としてもっとも手軽で昔から行われている対策が「布団たたき」です。でも、実は布団たたきの効果は、1叩きにつき約1匹のダニの死がいが取れる程度といわれています。仮に500回叩くと500匹の死がいが取れる計算ですが、数万単位のダニからするとごくわずか。効率は非常に悪いといえます。



叩いて落ちるのはダニの「死がい」なので、生きているダニには効果が薄いです。


ダニを確実に殺すには
布団乾燥機による「熱」が重要


ダニ退治の基本は熱による対策です。そこで、布団のダニ退治には布団乾燥機が有効。50℃以上の温度で、2〜30分運転するとダニを駆除できます。その布団乾燥機は専用のマットに温風を吹き込む方式と、ノズルから直接温風を送り込む方式の2通りあります。



ノズルタイプ



マットタイプ


布団の隅々を温めるには、布団の種類や形状も影響します。例えば、キルティングのマス目がある掛け布団などは空気の通り道を塞ぐ可能性もあり、ノズルタイプでは熱が行き渡らない可能性もあります。



ノズルタイプの場合、掛け布団のマス目が風を塞いでしまいます。



三菱の布団乾燥機では最上位に位置付けされるモデル。布団乾燥機としての性能は優秀で、専門機関の殺ダニ検証でも効果が実証されています。


マットタイプは、マットがしっかりと密着するので熱が回ります。

以上のことから、ダニをしっかり退治するならノズルタイプよりも、全方位をマットで包むタイプの布団乾燥機が有効であることが分かりました。そして、そこでオススメしたいのがマット式のなかでも、三菱のAD-X80。

検証結果を見ても、もはや三菱しか考えられません。その理由がコチラです。


布団全体まんべんなく加熱!
逃げ場を与えない三菱が最強です



三菱電機
AD-X80
購入価格:2万4800円


布団中綿のダニ死亡率


移動可能なダニの死亡率


ヤケヒョウダニを中綿27箇所に計270匹を設置した場合(上表)と、布団内を移動可能な状態で中綿6箇所に計900匹を植え付けた場合(下表)とで各方法による殺ダニ効果を検証。AD-X80ではほぼ全てのダニを駆除できそうです。

そこで、編集部でも、3タイプの乾燥機を使って比較テストを行いました。


赤外線サーモグラフィで見えた
文字通り「隙」のない性能



検証方法は、ダニモード時の敷布団の温め状況を比較。30分回した状態をサーモグラフィーで確認し、温度は本体側の角、布団中央、足元を実測しました。



三菱「AD-X80」



日立「HFK-VH770」



象印「RF-AA20」


見てもらえると分かる通り、熱がスキマがなく行き渡っているのは三菱だけです。日立や象印のように、熱ムラがあると、生きているダニは温度の低い方に移動できるので逃げ場を与えていることになります。これは、他の2社の性能が低い訳ではなく、マットかノズルかのタイプの違いが大きく影響したものです。



日立の「HFK-VH770」は最高温度が一番高く、ノズルタイプですが、ホースが伸びるので布団の中央付近からアプローチできました。ただ、サーモグラフィーでは足先の角など40℃前後の箇所もありました。

象印「RF-AA20」は開始時はコーナーやサイドがやや低めでしたが、30分段階では熱が大分広がっていました。ただ、ノズルの位置が遠いこともあり、足先の温度はやや低めという結果に。

一方で、三菱は写真からも温度が均一なのが確認できます。マットに包まずマットを布団に挟んだ場合も温度ムラは少な目でした。最高温度は日立よりも少し低めですが、ダニ駆除の推奨温度は満たしており、全体が満遍なく均一に温めるという点では3モデル中最も優れていました。

では、実際にAD-X80を使ったダニ対策モードの使い方を見ていきましょう。


はじめてでも簡単にできる
三菱の布団乾燥機の使い方



まず、ダニ対策をする布団を敷き布団に広げて、シートで密閉します。ダニ対策できる布団は1度に1枚までです。



布団の上下をしっかりとマットに差し込みます。



マットの左右を布団に巻き付けます。



ホースをシートにセット。



本体をセット後、熱を逃がさないように上から布団をかぶせます。このとき、掛け布団は横向きで2枚セットしましょう。



「ダニパンチ」モードを選択し温め開始。マット内に温風が吹き込み布団が大きく膨らんでいきます。



シングルの場合は片面90分、布団を裏返して裏面も90分とトータル180分じっくりと行いましょう。なおダブルサイズにも対応していますが、片面あたり150分かかるので、時間に余裕が必要です。


夏に増えたダニを退治したら
秋は「死がい」対策をしましょう



ダニの繁殖は8月頃までがピークとなり、それ以降はダニの糞や死がい対策に切り替える必要があります。効果的なのが掃除機をかける方法。また、ゆっくり時間をかけるよりは何度もかけるほうがより効果が高いので、その点も意識してみてください。

以上、ダニ対策に使える布団乾燥機の紹介でした。天日干しと掃除機だけではダニ対策として不十分です。完全密閉できる布団乾燥機でしっかりケアしておきましょう。



360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。