ようやく去就問題が落ち着いたシック。エディン・ゼコらと得点競争が展開できるか!? 非常に楽しみである。※写真はローマの公式ツイッターより

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 ローマ入りが内定と報じられていたサンプドリアのチェコ代表FW、パトリック・シックの正式な移籍が現地時間8月29日に決定。ローマが公式サイトなどで発表した。

 本人とは2022年6月30日までの5年契約で、ローマがサンプに支払うのは、レンタル料として500万ユーロ(約6億4000万円)、買い取りオプションの900万ユーロ(約11億5000万円)、そしてボーナス最大800万ユーロ(約10億円)も加わる。
 
 さらに2020年2月までに2000万ユーロ(約25億6000万円)を支払うことになるが、それまでにローマがシックを他クラブに売却した場合、その移籍金の50パーセントと2000万ユーロを比較して多い方の額をサンプは受け取ることとなる。
 
 7月にメディカルチェックの問題でユベントス移籍が破談になってから、インテルやナポリなど幾つものクラブが移籍先候補として浮上し、交渉にも多くの時間を費やしたが、ようやく行き先が決定。シック本人はローマの公式サイトを通して、以下のように加入の喜びを語っている。
 
「ここにいられることに、とても満足しているし、嬉しく思う。ローマは僕にとって理想的なチーム。仲間たちとトレーニングするのが楽しみだ。試合に向けて、準備は進めている」
 
 昨シーズンはサンプドリアで加入1年目にしてブレイクし、32試合出場で11得点・3アシストという成績を残した21歳のチェコ人ストライカーを獲得できたことについて、モンチSDも喜びを隠せない。
 
「パトリックはサッカー界の輝かしき希望の星だ。合意に達することができて、とても満足している。多くのクラブが獲得を望んでいたなかで、彼は我々を選んでくれた」
 
 昨シーズンもローマはシックの獲得を狙いながら、サンプに争奪戦で敗れていたが、1年越しでこの逸材を手に入れることができた。
 
 シンボルのフランチェスコ・トッティが昨シーズン限りで引退し、新たな歴史に突入したローマにおいて、シックは特別な存在となることができるか。間もなくピッチに姿を見せるであろうジャッロロッソ(黄・赤)の背番号14から目が離せない。