研究に余念はない。日本代表の正GK争いはGK川島永嗣がリードしている状況だが、ベンチに控えるGK東口順昭(G大阪)も31日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(埼玉)に向け、着々と準備を進めている。

 全27選手がそろった29日、チームは合宿3日目にして初めて戦術練習を行った。「相手の動かし方やプレスのかけ方を確認した」そうで、「相手のシステムはまだ分からないが、穴という穴が少ないチーム。穴をつくっていけるように、プレスをかけられるかが大事になる」と強調した。

 オーストラリアが出場した6月のコンフェデレーションズ杯も映像で確認済み。「あの大会にはいろんなものが詰まっている」と指摘すると、フィジカルがクローズアップされやすいチームだが、「ボールを持つのがうまい選手もいるので、どちらにも対応できるように」と力を込めた。

 4バックか、3バックか。パスをつないでくるのか、ロングボールを蹴ってくるのか。前からプレッシャーをかけに来るのか、引いて守ってくるのか。相手の出方が分からないこそ、どんな状況、展開にも試合の中で対応していく必要がある。目前に迫った“8・31決戦”。隙を見せない国内組GKの存在もチームを支えている。

(取材・文 竹内達也)


●ロシアW杯アジア最終予選特集

●ロシアW杯各大陸予選一覧