金欠に負けない!趣味に一切お金を掛けない秘策とは?

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趣味にお金をかけていると貯金ができない!

趣味というものはお金がかかるものです。アイドルオタクがたくさんのCDを買ったり、コンサートツアーをすべて参戦すれば相当の金額が飛んでいきますし、車のカスタマイズにハマったりするといくらでもお金が飛んでいきます。

趣味のパターンはいろいろありますが、夢中になって、より高度なことをしたくなったり、コレクションをしたくなるとどんどん予算が増えていくものです。

趣味にお金を掛けることそのものは楽しいことは間違いありません。しかし、予算が膨大になるあまり貯金する枠が何年もゼロというのは困ります。

また年金生活に入ってからの趣味もお金を掛けすぎると年金収入や定期預金残高を文字通り食いつぶしていくことになり、長い人生を考えてもよろしくありません。

ハーレーダビッドソンで北海道をツーリングする夢を叶えたものの、残りの20年は外食すら禁じられる、というのでは本末転倒です。

もし、お金をかけずにすむ趣味があるなら、それに越したことはありません。

今回はマネーハック的に「趣味とお金」を考えてみたいと思います。
 

一度は趣味予算のリセットをしてみる

お金がかかる趣味にハマっているとき、なかなか冷静に考えることができないのですが、

「同じ趣味を低コストで楽しむ」方法と
「お金がかからない趣味に切り替える」方法について

ちょっと考えてみることをお勧めします。

まずは「今の趣味の予算、いくらなんでもかけすぎだろう」と切り詰める方法です。毎月2万円以上つぎ込み始めたら、一度はその予算はリセットしてみるべきです。

こういう予算カットは、ショック療法の類なので思い切ってやりすぎるくらいがいいと思います。数カ月、趣味予算をゼロにしてみる、というくらいです。少なくとも予算は半分以下にしてみてください。

リセットしたとき、何割かの人はなにか憑き物が落ちたように予算を下げたままでよくなります。こうなればしめたもの。予算を下げられない人に無理に止めろとはいいませんので、無理のない予算に戻して趣味を続ければいいのです。
 

お金のかからない趣味を探してみる

今とは違う、ローコストで楽しめる趣味を探してみる、というのもいいと思います。

たとえば私は東京スリバチ学会でまちあるきしていますが(AllAbout住みやすい街選び(首都圏)ガイドの中川さんもメンバー)、ブラタモリのようなまちあるきはほとんどお金がかかりません。現地までの交通費とお昼ご飯代(夕方に飲むならその飲み代)くらいです。どうせどこにいても食事はするわけですから実質的な費用は交通費のみといってもいいくらいです。

暗渠(かつて川だったが埋められてしまった跡)のマニア道を究めた友人は、図書館の郷土史コーナーなどに通い詰めたり、昔の新聞の地域欄をチェックして時間を費やしていますが、これまたほとんど費用はゼロです(コピー代くらいはかかりますが)。しかし本人はとても楽しく趣味に邁進しています。

最初の手がかりがみつからない、という人は市区町村の広報誌をみてみましょう。実は無料のイベントがたくさんあることに気がつくはずです。公民館や歴史資料館などのイベントはほとんどがタダなのです。かかっても数百円の資料代くらいだったりします。

東京住まいの人なら、たとえば江戸東京博物館の講演会を何度か聞いてみると、まちあるきの視点がまったく違ってくるはずです。

ここでは地理歴史関連の趣味ばかり話していますが、囲碁将棋であったり、編み物等の手芸であったり、コストはあまりかけず長く楽しめる趣味はたくさんあります。絵画も一枚の絵の完成にじっくり時間を使う場合、月あたりの費用はかなりリーズナブルです。園芸も(普通に楽しむ範囲なら)費用もかからず毎日楽しめる趣味になるでしょう。

自分の興味が少しでも引かれるものを、まずは試してみるといいでしょう。
 

2つめの趣味がお金がかからないと、趣味予算が下がることもある

もうひとつ、お金がかからない趣味をみつけることのメリットがあります。それは、2つめの趣味に自分の時間を割くことで、1つめのお金がかかる趣味にかける時間が相対的に減少し、予算も自然と縮小する傾向があることです。

2つめの趣味の予算も追加されるわけですから、趣味予算は増える一方に思えますが、お金がほとんどかからない趣味に夢中になることで、お金がかかる趣味の予算が自然と減っていくことがしばしばあります。結果として、金食い虫の趣味の憑きものが落ちる、というわけです。

毒をもって毒を制す、ではありませんが、金食い虫の趣味をお金がかからない趣味をもって制す、となればこれほどうまい方法はないでしょう。

趣味は複数持っておくのが、長い人生のコツです。可能なら趣味のポートフォリオを考え「お金がかかる趣味+かからない趣味」の組み合わせを試行錯誤してみてください。(文:山崎 俊輔)