日本男子卓球界の超新星が、ついに頂点に輝いた。張本智和がITTF(国際卓球連盟)ワールドツアーのチェコオープンで初優勝を飾ったのだ。

 

決勝では、元世界ランキング1位(現在は7位)のティモ・ボルを相手にゲームカウント1-2から3ゲームを連取しての逆転勝ち。しかも、14歳と61日での優勝は史上最年少となった。

 

まだ13歳だった今年2月のインドオープンで、すでに決勝進出を果たしていた張本(ドイツのドミトリ・オフチャロフに敗れ、準優勝)。優勝は時間の問題と思われていたが、実際にそれを達成してしまうところが「怪物」と呼ばれる所以だろう。映えある決勝のハイライトはこちら。

 

身長181cmで左利きのボルが一時ペースを握るも、持ち前の攻撃的なプレーで36歳のベテランを押し切った。試合中にはお馴染みの「チョレイ!」の雄叫びが何度も飛んでいたが、優勝の瞬間はよろこびに浸るように両腕を上げる仕草も印象的だ。

 

どの試合も決して簡単ではなかったと振り返る張本。来月開催される、より賞金が高額なプラチナイベント・オーストリアオープンは欠場する見込みだが、今後の活躍が非常に楽しみである。