フレーバーは 「上之保ゆず味」と「こしあん味」の2種類

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“刃物の町”として名高い岐阜県関市。そんな同市に誕生した新・ご当地スイーツ「日本刀アイス」が今、注目を集めている。このアイスキャンディは、同市内に住む高校生が「日本刀の形をしたアイスクリームがあったらいいのに」と発案したことをきっかけに、地元の有志らの手によって生まれたご当地スイーツ。日本刀をモチーフにしたインパクトのある見た目がSNSを通じて若者たちの興味を集めた。

【写真を見る】日本刀の切っ先や反り具合まで再現された日本刀アイス

「日本刀アイス」は、日本刀のように細く、薄く、できるだけ硬く溶けにくいアイスを作るため、材料に「くずきり」を使用。アイスキャンディの形は刀匠が監修し、刀身のそり具合や切っ先の形などディテールにこだわった。もちろん味にもこだわっており、地元の和菓子職人が監修のもと、同市名産のゆずを原料にした「上之保ゆず味」と北海道あずきを使用した「こしあん味」の2種類のフレーバーが味わえる。また鍔(つば)の部分には、チョコレートをコーティングしたクッキーが使われているのも特徴だ。

「日本刀アイス」は現在、一般販売はされておらず、今年6月に同市で開催されたグルメイベントで、1本1000円(200本限定)で試験的に販売された。次回この「日本刀アイス」が味わえる機会は、2017年10月7日(土)・8日(日)に開催される「第50回 岐阜県関市 刃物まつり」。“刃物の町”で生まれたご当地スイーツを味わいに行こう!【東海ウォーカー/淺野倫孝】