左からティラーソン米国務長官、康長官、河野外相=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が29日、日本の上空を通過する弾道ミサイルを発射したことを受け、韓国、米国、日本がそれぞれ電話会談を行い、断固たる対応を取ることで一致した。

 韓国外交部によると、同部の康京和(カン・ギョンファ)長官はこの日、ティラーソン米国務長官と電話で会談した。両氏は今回のミサイル発射を重大な挑発だとし、強く糾弾。緊張を高める北朝鮮のこうした行為に対し、韓米が緊密に連携し、国連安全保障理事会での強力な対応など断固たる措置を取ることにした。

 康長官は同日午後に日本の河野太郎外相とも電話会談し、北朝鮮に対する強力な対応の必要性を強調した。 

 同部によると康長官は「今回の北の挑発で日本が感じている脅威の認識に共感する」とし、「北の挑発に対し国連安保理など多様なレベルで強力な対応がなされるよう緊密に協調していきたい」と述べた。これに対し河野外相は今回の北朝鮮の挑発は安保理決議に正面から反する暴挙と強く批判した。 

 米国と日本はトップが意見交換を行った。米国のトランプ大統領と安倍晋三首相は約40分にわたり行われた電話会談で、現在は北朝鮮と対話する時ではなく、圧力を強めることで一致した。 

 北朝鮮核問題を巡る6カ国協議の韓米、韓日首席代表も同日、緊急の電話協議を行った。

 外交部の金ホン均(キム・ホンギュン)朝鮮半島平和交渉本部長はこの日、米国務省のジョセフ・ユン北朝鮮担当特別代表、日本外務省の金杉憲治アジア大洋州局長とそれぞれ通話し、北朝鮮の弾道ミサイル発射が緊張を高める深刻な行為だとの認識で一致し、今後の対応で緊密に協力していくことで決めた。

 一方、韓米日は共同で安保理の緊急会合開催を要請し、米ニューヨークで29日午後(現地時間)に会合が開かれる予定になった。

 今後3カ国は首脳や外相が集まる9月の国連総会などに合わせ、2国間や3カ国による会合を行い、北朝鮮核問題の解決に向け協議を行う見通しだ。