生鮮食品が販売されている市場やスーパーマーケットは、どの国においても人びとの生活を支える活気のある場所と言える。食の大国である中国の市場ではさまざまな食材が「生きたまま」で売られていることも多いため、雑然としているものの、非常に活気があって賑やかな場所だ。(イメージ写真提供:123RF)

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 生鮮食品が販売されている市場やスーパーマーケットは、どの国においても人びとの生活を支える活気のある場所と言える。食の大国である中国の市場ではさまざまな食材が「生きたまま」で売られていることも多いため、雑然としているものの、非常に活気があって賑やかな場所だ。

 同じ市場でも日本と中国では賑やかさのほかにも大きな違いがある。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本の市場を紹介し、「中国の市場とどこが異なるか」を紹介する記事を掲載した。

 日本では一般の消費者が買い物できる市場は街中に多くあるわけではないが、中国では家の近所に歩いて行けるくらいの距離に市場があることが多い。スーパーマーケットよりも市場で売られている食品のほうが新鮮であることも多いのだが、中国人からすれば日本の市場に対する感想は「清潔」という言葉で表現でき、魚も野菜も「商品に値段がはっきり表示されている」点も異なるとしている。

 中国の市場の売り方は基本的に量り売りで、1斤(500g)当たりの値段も表示されていないので尋ねなければ分からない。ゆえに地元の方言を使わない外地の人に対しては値段を吹っ掛けることも普通にある。また、量りと言っても天秤に分銅を掛けた物を使う店もあるので店の人の匙加減で値段が決まる。

 こうした中国の日常からすると、日本の市場の売り方はとても良心的に感じられる。野菜や果物も形や大きさが揃ったものが、丁寧にパックや袋に包装されて値段と名前が表示されて並べられているからだ。日本の市場は「清潔で秩序がある」が、野菜の値段は中国のほうが安く売られているとした。

 日本では多くの人がスーパーマーケットで生鮮食品を買うようになって、市場や商店街で馴染みの店を持つ人は少なくなっているのではないだろうか。中国の市場は雑然としていて、衛生面での懸念はあるものの、顔なじみの店主と雑談を楽しみながら買い物をする様子はどこか懐かしい光景にも感じられる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)