長友佑都(撮影:Noriko NAGANO)

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ローマ戦で自ら交代を申し出た長友佑都は大丈夫か。28日、日本サッカー協会の広報は「結論から言えば大丈夫」と太鼓判を押し、長友は一部別メニューだったものの、報道陣のすぐ前でスタッフにボールを投げてもらっては左右の足の感触を確かめるように蹴り続けていた。

29日、報道陣の前に現れた長友は「問題ないです。痛みも大丈夫です」と語り、出場への意欲を見せた。続いて長友はオーストラリアに対する警戒心を露わにした。

「オーストラリアはフィジカルが強くて高さもあると言われていますが、今の彼らはボールを繋いできて全然蹴ってきません。でも技術もしっかりしているしフィジカルも高さもあるので、なかなか難しい相手だと思います」

ではどうすれば勝てるのか。

「勝負を分けるポイントはすべてですけど、やっぱり中はフィジカルもあるので、サイドが勝負になると思います。相手の(3バックの)フォーメーションもサイドで数的優位を作って攻めていければ、そこで勝負に勝てれば試合を有利に進められるのかなと思います。中は固いですね、かなり」

「相手は3バックなんで、そのラインの後ろだったり、速いカウンターの攻めはかなり効いてくるんじゃないかと思います。前からプレスに行くだけじゃなくて、わざと後ろに引いて相手に攻めさせて、ボールを奪ってショートカウンターという戦いもあるのかなと」

長友はどういう役割を果たそうと思っているのだろうか。大一番こそベテランのゲームの読みは大事になってくるはずだ。

「自分たちの経験も(大事で)、やっぱり頭を使わないと。フィジカル勝負じゃ試合に勝てないと思います」

「どんどん声を出していきたいと思います」

最後に報道陣から「頑張って」と声をかけられ、長友は少しだけ微笑んでバスに向かって行った。

【日本蹴球合同会社/森雅史】