韓国で行われた台韓交流イベントで、台湾の高校生らが「台湾の歴史教科書における慰安婦の記述が少なすぎる」と発言したという。写真は中国慰安婦歴史博物館。

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2017年8月28日、中国台湾網によると、韓国で行われたイベントで台湾の高校生らが「台湾の歴史教科書における慰安婦の記述が少なすぎる」と発言したという。

台湾・聯合報は28日、慰安婦問題に注目している台湾の「婦女救援基金会」によって派遣された台湾の青少年15人が、同日韓国で開かれた「台韓国際青少年大会」で慰安婦問題の解決方法に関する研究成果を発表したと伝えた。

台湾師範大学付属高校2年生の生徒は「初めて慰安婦について知ったのは、歴史教科書での記述からだった。でも記述は短く、文字が2行と写真が1枚だけという内容だ。同じく慰安婦問題がある韓国で話を聞いて、はじめて肝をつぶすような状況だったことを知った。しかし台湾では今もなお、慰安婦は自発的か否かの議論が繰り返されている。自発的であろうがなかろうが、当時の日本人による暴行は許されない。学校に戻ったら、サークルの発行物を通じて慰安婦を文字で伝え、多くの人に慰安婦の歴史を知ってもらおうと思う」と語った。

また、台北にある麗山高校2年生の生徒は「自分も慰安婦は教科書で初めて知ったが、説明があまりにも少なかった。台湾の歴史教育は改善が待たれる。韓国ではほとんどの人が慰安婦の歴史を熟知しているが、台湾では多くの人が慰安婦というテーマについて知らないのではないかと思う」と述べている。

台湾の高校生らはこのほか「教師が慰安婦問題に消極的なのは、大学入試で取り上げたがらないからだ」などの意見を示した。(編集担当:今関忠馬)