タレントで画家の片岡鶴太郎さんがテレビ番組で妻と離婚をしていたことを告白し、話題になりました。

38年間の結婚生活に終止符を打った片岡さんは、自身が24歳のときに結婚。驚くべきことに、結婚して5年目に別居をしていたと言います。自宅とは異なる部屋を借りて住むことになった理由は、仕事のことや趣味にいそしむためというもの。芸人としてブレークし、俳優業や画家としても極めた片岡さんならではの一本気な性格が、別居婚をはじめたきっかけだったのかもしれません。

本人いわく、「(妻とは)それぞれに道ができてきて、60歳になるくらいのときに、子どもも独立したので『そろそろ(離婚を)しましょうか』という話をした」とのこと。いろいろな趣味を経た片岡さんが還暦近くになってハマッたヨガが離婚の後押しをした、という話もあります。

実際、片岡さんはインド政府公認「プロフェッショナルヨガ検定」に合格し、インストラクターとして名を知られるところとなっているとか。体脂肪率8%、体重43圓箸いζ体と生活のストイックさも以前から話題になっていました。ヨガに夢中になりすぎたことが離婚を招いたのでしょうか。片岡さんのお子さんは、両親の離婚について「最初は、なぜ書類上別れる必要があるのかとは思いましたけど……。お互いがいつか区切りをつけようと思っていたみたいです」と理解を示すコメントを発表していました。

一般的に、「家庭をかえりみないほど趣味に没頭するのは夫より妻のほう」というイメージがあります。韓流ブームを支えたヨン様に夢中になったのも女性ですし、観劇や習い事に熱中するのも女性のほうが多いイメージがありませんか? 

ところが、じつは男性のほうが定年後にはじめた趣味に没頭してしまうケースが多いのも事実。妻は趣味のほかにも、家事や子育て、親戚付き合いなどやらなければならないことがあるのでほどよい距離感がキープできるもの。それに対して、会社を定年退職した夫は退職金と自由な時間が手に入ります。すると「これはオレが今までがんばったご褒美に違いない」とばかりに、周りが見えないほど趣味に打ち込んでしまうのです。

「何もすることがなく、ただパソコンやテレビを眺めながら一日中、家にいられるよりは、趣味があったほうがマシでは?」と思う妻もいるかもしれません。ですが、趣味に没頭する夫の家庭は離婚の危機に陥るケースも少なくありません。

その理由は「お金」です。通常、夫の定年退職後の定期的な収入は年金のみ、という場合がほとんど。ですが、大切な収入源となる年金しかないにもかかわらず、あてにしていた退職金のほうが夫が個人的な趣味に費やし、どんどん減っていってしまうとしたら、妻としては焦って当然です。もともと退職金は、夫婦で折半するもの。にもかかわらず、夫ばかりが退職金を使ってしまっては、「自分の老後が危ない!」と心配になるわけです。つまり、自分の老後を守るために、今のうちに別れて退職金の半分のお金を自分のものにしておきたい、といういきさつで離婚にいたるケースもある、ということです。

片岡さんの場合は会社員でもなければ収入が少ないわけでもないので、このケースには当てはまらないかもしれません。ですが、一般的な多くの人の場合、趣味に没頭する夫の家庭は定年退職を迎えるあたりに危機が潜んでいると言えるでしょう。

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