富士通<6702>は22日、台湾半導体メーカーのナンヤ・テクノロジーの日本法人の日本ナンヤ・テクノロジーが販売するDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)は富士通の特許を侵害しているとして、販売の差し止めと損害賠償を求め、東京地方裁判所に訴訟を提起したと発表した。富士通側は同社の特許が侵害されているとして、再三にわたりナンヤに対して、特許使用のライセンス契約締結を要求してきたが、受け入れられず法的措置に踏み切ったと説明している。 【了】