犬はもともと早食い?

犬は丸飲み?

犬の口の中の構造は、人間のようにもぐもぐと咀嚼をするように出来ていません。歯は食べ物を食いちぎるためにあるようなもの。
そのため、犬は我々のように咀嚼しながら食べるようなことをせず、食べ物をすぐに飲み込んでしまいます。

犬は味オンチ?

そもそも犬の味覚はあまり発達していません。優れた嗅覚で、目の前の食べものがおいしいかどうか判断しています。
そのため人間のように舌で味わうということはあまりしません。

早食いはどうして?

犬が群れで生活をしていた頃は、犬のごはんは狩猟で捕まえた野生の動物などでした。1週間に1回ほどのごはん、仲間たちと食べるわけですが、のんびり食べていたら仲間たちに他の動物に奪われてしまいます。

というわけで、我先にと急いで食べなければいけない背景がありました。また、次の狩猟がいつ成功するかわかりません。そのため犬は、基本的には目の前にある食べ物をすべて平らげてしまう習性があると言われています。

良く噛んで食べることをせず、舌で味わうこともせずに、我先にと急いで食べて来た習性から、犬は早食いの子が多いのでしょう。

また、多頭飼いの犬は早食いの傾向があるといわれています。

早食いのデメリット

前述しましたが、犬はもともと食べるのが早い動物です。
しかし目の前のフードを一気に押し込んでしまうのはあまり体に良くありません。

胃腸への負担が心配

なんでも丸飲みして、一瞬でお皿の中のフードを平らげてしまう犬の場合は、満腹感が得られにくく、また食べる量も増えてしまいがちです。
ジャーキーなどの乾燥肉などは消化があまり良くありませんし、大きな塊のまま食べ過ぎてしまう習慣が続くと胃腸への負担が心配です。
ドッグフードも、粒のまま一気に胃に押し込んでしまっては消化器の負担になります。

喉に詰まらせたら大変

急いで食べる習慣がついてしまっていると、ガムや骨などの固いものも、ある程度の大きさになったらごっくん、と飲んでしまう恐れがあります。
犬の器官に詰まってしまっては大事故につながります。
早食い&丸飲みの癖がある犬の場合は、ガムなどを与える際には必ず飼い主の目の届くところで与えるようにしましょう。

早食い防止の工夫をしよう

早食い防止のフードボウル

一気にフードを食べられないように、犬を邪魔する仕掛けがついたフードボウルが多く販売されています。お試しになってみてはいかがでしょうか。

お勧めのお皿

PETBABAスローフード -グリーンJoyoldelf スローフード

フードボウルにおもちゃを入れてみる

早食い防止のフードボウルを買わなくても、今使っているフードボウルにひと工夫してみましょう。
フードボウルにドッグフードを入れたら、小さなボールなどのおもちゃを入れてください。
フードを食べようとしてもおもちゃが邪魔になって、おもちゃを除けながら少しずつしか食べられないようなります。

ペットボトルにフードを入れる

350mlや500mlのペットボトルにドッグフードを入れて、キャップを外した状態で犬に与えます。ペットボトルを犬が転がして外に出てきたフードしか食べられないため、少しずつフードを食べさせることになります。

老犬の早食い対策には、フードをお湯でふやかすなどがおすすめ

早食いをする犬で、高齢の場合は消化器官への負担が特に心配です。その場合には、お湯でフードをふやかしてから与えると良いでしょう。
また、スプーンや手などで飼い主さんが給餌をするのも手です。食べるスピードをコントロールできます。

多頭飼いの早食い対策は、別々に食事をとらせること

多頭飼いの場合は、犬たちが他の犬にゴハンを奪われないように早食いになる傾向があるといいます。
そのため、まずは食事場所を各々のクレートやケージ内で別々の場所で与えることをしてみてください。

まとめ

「犬食い」という言葉をご存知ですか?ガツガツと食べる、あまり行儀の良くない様をいいます。
たまに食にこだわりのあるワンちゃんの悩みを耳にしたりしますが、犬は基本的にはガツガツ食べる生き物なんでしょうね。
我が家の犬はというと、拍子抜けするほどチビチビ食べる犬です。ドッグフードは2,3粒口に運んではカリカリカリと良く噛みます。途中飽きてベッドに戻ることも。食事はなかなか終わりません。