全米オープンテニス、女子シングルス1回戦。勝利を喜ぶマリア・シャラポワ(2017年8月28日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】女子テニス、四大大会(グランドスラム)通算5勝を誇るマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)が28日、グランドスラム復帰戦となった全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)1回戦で見事に白星を飾った。試合ではクリスタルがちりばめられたウエアに負けない輝きを放ち、周囲のライバルに警告を発した。

 ドーピング違反による15か月間の出場停止処分が明けてから、初めてグランドスラムの試合を戦った30歳のシャラポワはこの日、大会第2シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)を6-4、4-6、6-3で撃破。ハレプとの対戦成績も7戦全勝とした。

 栄冠に輝いた2006年大会の時と同じく、この日も黒のドレスで試合に臨んだシャラポワは以前と変わらぬ強さを見せつけ、得意としてきたアーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)のナイトセッションでの成績を18戦全勝に伸ばした。

 クリスタルに加え、レースがあしらわれたウエアを身にまとい、スタジアムに詰めかけた観客とテレビカメラの注目を集めたシャラポワは試合後、「スワロフスキー(SWAROVSKI)のクリスタルがちりばめられたこの黒のドレスを着た私には、何があってもくじけない勇気がある。もうどこにも行かないわ」と語った。

 激闘の末に勝敗が決すると、膝から崩れ落ちて涙を流したシャラポワは「これはまた別の新しい一日、チャンス、そして試合だと思っていたが、そんなものははるかに超越したものだった」とした上で、「マッチポイントを制するまでは、どのような気分になるか見当がつかなかったけど、本当に価値のあるものだった」と話した。

「なんのために努力するのかと疑問に思うこともあるけど、すべてはまさにこれのためだった」
【翻訳編集】AFPBB News