中国では東洋医学の考え方から体を冷やすものを体に取り入れることを好まない人が多い。ゆえに、夏でも多くの人は冷たい飲み物は避け、常温もしくは温かいものを飲む。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国では東洋医学の考え方から体を冷やすものを体に取り入れることを好まない人が多い。ゆえに、夏でも多くの人は冷たい飲み物は避け、常温もしくは温かいものを飲む。

 昨今、多くの中国人が日本を旅行で訪れるようになったが、日本では冬場でも一部のレストランでは冷水が提供されることに驚くようだ。中国メディアの今日頭条は22日、「日本では雪の降る冬でも氷が入った水が出される」と紹介する記事を掲載し、その理由を紹介した。

 記事は、日本のおもてなしは世界でも高く評価されているのに、なぜ飲食店では冬でも冷水を客に出すのかと疑問を投げかけつつ、日本では水道の蛇口から出てくる水をそのまま飲むことができるので、水をそのまま提供していたら客を敬っていないことになると指摘。さらに、日本人の感覚としては、常温の水は長い時間放置されていたことを連想させるため、冷水が客への敬意を示すうえで最も適切だったのではないかと考察した。

 次に記事は、冷水であれば「熱いものを食べる際に助けになる」ことを指摘。熱いものを熱く美味しいうちに食べてほしいと料理人が考えているため、日本では熱い料理に会う冷水が提供されている可能性を論じた。

 ほかにも記事は、「水道水の味を氷で中和している」、「冬、暖房が効いた部屋で飲む冷水は美味しい」ことなども、日本では冬でも冷水が提供される理由ではないかと考察した。最後に記事は、「海外に出掛けた際にはその土地の習慣を楽しもう。だが、もし本当に冷水を飲みたくないなら、お湯を頼めば日本人ならば対応してくれるだろう」と提言しつつ、その際には「礼儀正しく頼もう」と結んでいる。

 これに対して中国のネットユーザーからは、「外国では食事の際に冷たい水が提供されるのは当たり前」、「海外に行く際は毎回、自分でポットを持参する」といった意見が寄せられていた。確かに中国では常にマイポットを持ち歩いている人は多い。幼い頃からの習慣を突然変えることは出来ないかもしれないが、背後にある理由を知れば、納得できることもあるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)