中国で韓流ブームが冷え込んでいるが、下火になった現状を逆に好機と捉える動きがある。写真は2006年に瀋陽で開かれたK−POPコンサート。

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2017年8月27日、中国では韓流ブームが冷え込んでいるが、それでも韓国の業界では人気の復活や中韓交流の回復を期待する声は強く、ブームが下火になった現状を逆に好機と捉える動きもあるという。中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

韓国・聯合ニュースによると、1993年のドラマ「ジェラシー」が放送されてから25年、中韓国交正常化以降、男性5人組アイドルグループH.O.T.を筆頭とする韓国のKポップや数々の連続ドラマ、映画が中国全土で人気を博した。

連続ドラマはとりわけ数多く放送され、経済的にも文化的にも中韓交流の中心的存在となっていたが、2016年に在韓米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備をめぐって対立が深まり、ブームは一気に下火になった。

しかし、韓国コンテンツ振興院北京事務所の責任者は、今こそ韓流の刷新を図るチャンスだと述べた。これまで中国へ映画やドラマなどを輸出することにばかり力を入れ、ビジネスモデルが硬直化していたと指摘し、今後は高級化路線を取り、多売から高品質へかじを切るべきだと話した。

韓国コンテンツ振興院中国代表事務所の責任者も、中国でのビジネスフィールドを広げ、ただ映像作品などを売るだけの状態から脱却していく必要があると話している。(翻訳・編集/岡田)