トビタテ!教員プロジェクト

写真拡大 (全3枚)

 文部科学省は8月、教員のグローバル化を推進する「トビタテ!教員プロジェクト」を立ち上げた。海外の日本人学校に派遣されていた教員を対象とした「帰国教員交流会」を8月25日に開催し、帰国教員らが体験談やこれからのビジョンを発表した。

 世界には日本人学校や補習授業校が50か国以上にあり、約4万人の小中学生が通っている。これらの学校には、日本国内から約1,300人の教員が派遣され、日本と同じようなさまざまな教育カリキュラムを実施している。しかし、派遣教員は教育委員会としてのメリットが少なく、教育委員会からの推薦数が減っているという。そこで、平成29年度中には、政策的に交流を促進する国への優先配置や、小学校教員の英語力強化を目的とした優先配置を実施予定としている。

 文部科学省が官民協働で取り組んでいる留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」の理念や趣旨を、派遣教員も同様に目指すことから「トビタテ!教員プロジェクト」と名付けられた。

 トビタテ!教員プロジェクトの普及・広報を支援するため、タレントの春香クリスティーンさんとスポーツ選手の室伏広治さんが「グローバル人材育成アンバサダー」に就任。帰国教員交流会には、全国から帰国教員50人が参加し、そのうち14人が体験談やこれからのビジョンを発表した。

 今後、文部科学省では、「トビタテ!教員プロジェクト」のプログラムを着実に実施し、教員の一層のグローバル化を推進していくという。 《リセマム 工藤めぐみ》