アニメーションで放送されてきた「にほんご音頭」で実写が放送されるのは8月31日のみ/(C)NHK

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「シャーーキーーン!」というMCたちの元気な声で始まるNHK Eテレの「シャキーン!」(毎週月〜金朝7:00-7:15)は、子どもたちを目覚めさせる朝の人気番組。その中でもミニコーナー「シャキーン!ミュージック」には、毎月さまざまなジャンルのアーティストが楽曲提供し、その音楽性の高さで注目を集めてきた。

【写真を見る】いつも元気なモモエちゃんと、八代亜紀が盆踊りを披露!/(C)NHK

7月24日に、同コーナーで番組MCモモエと共に歌ったのはなんと八代亜紀。さらに、作詞作曲を手掛けたのは放送作家の倉本美津留、アニメーション制作はsankaku▲とその布陣のキテレツさと豪華さに驚いた人も少なくないであろう。毎週流れる「にほんご音頭」のリズムと歌詞が頭から離れないという声も多い。

そして、8月31日(木)には八代の実写MVが公開! 熊本の人々と盆踊りを披露する。そんな八代にインタビューを行い、故郷への思いや撮影の感想を聞いた。

■ あきちゃんって呼んでね!

――最初にオファーが来た時にはどのように思いましたか?

とにかくうれしかった! 子どもが大好きなので、小学生たちに大人気の番組にこんな形で関われるなんて、本当に光栄だなって思いました。

そうそう、面白いことがあってね。町で親子連れの方に声を掛けられることがあるんですが、その時に大人の方は私のことを“八代さん”って呼ぶのね。でもお子さんは“あきちゃん”って名前の方で呼んでくれるの!

そんな時、なんとも言えないすごく幸せでうれしい気持ちになります。この夏「シャキーン!」を見てくれた子どもたちにぜひ“あきちゃん”ってたくさん声を掛けてもらいらいたいですね。

――曲を聞いた時の率直なご感想をお聞かせ下さい

「高度だな〜」って思いました。桃が流れてくる音を「どんぶらこっこ」、虫の音を「チンチロ チンチロ」と表現してきた「日本語って面白いよね!」ということを音頭のリズムに乗せて楽しく軽快に紹介しているんですもの。

(雨降りの音を)「ぴちぴち ちゃぷちゃぷ」って書いたのは北原白秋、(空中ブランコを)「ゆあーんゆよーん」は中原中也とか、子どもたちにとってもすごく勉強になる歌じゃないでしょうか。

――アニメーションもかなり凝っていますよね! 完成した映像を見た時にはどのように思いましたか?

面白かったですねぇ(笑)。アニメーション化されるなんてなかなか無い経験でしょう? 髪飾りや衣装のデザインも凝っているし、すごくかわいく描いてくれたから「絶対に見て!」って周りのみんなに言っています。

うれしいものだから、毎朝見ているし、見られない時は録画しています。うちのスタッフたちにも評判がいいんですよ。

■ かわいらしい顔立ちとのギャップにびっくり?

―― 一緒に歌ったモモエちゃんの印象はどうでしたか?

「驚いた!」と声を大にして言いたいですね! あのかわいらしい顔立ちと雰囲気からは想像がつかないパワフルな歌声と爆発力。“はっちゃけた声”って言うのかしら?

そんな子に出会ったのは初めてで、思わず拍手しちゃいました。その後は会う人会う人に「すごい子がいるのよー」って触れ回っています。

――八代さんのふるさと・熊本では、地元の方々と一緒に踊ったとか?

親戚と一緒に踊ったっていう感覚です(笑)。子どもたちも先生方もみんな、親戚。私にとって熊本ってそういう一体感が得られる大切な場所なんです。

そんな熊本で1年前に大きな地震が起こりました。でも熊本の人々は訪れるたびに、そして私に会うたびに「前を向くしかなかばい」って言うんです。みんな、前向きで力強い。

だから、いつも私の方が元気をいただいているんです。今回もそうで「子どもってなんて素晴らしいんだろう!」とたくさん、たっくさん力をもらいました。子どもたちは希望ですよね。

その輝く瞳の子どもたちに「これからの未来をよろしくね!」と、教えている先生方には「皆さんが、この子どもたちを全力で守ってね!」と何回も声を掛けてしまいました(笑)。

たくさんの笑顔と、先生方のひたむきな姿に触れた、忘れられないすてきな夏の1日でした。

――そんな撮影を経たMVがついに公開されますが、見どころはどこでしょうか?

熊本市の小学校で130人の子どもたちと「にほんご音頭」を踊りました。モモエちゃん、めいちゃん(番組MC)も一緒です! 気温38℃だったかな? とにかく暑い日でしたが、参加してくれた子どもたちはみんな笑顔で元気いっぱい!

すごいパワーですよね。私もたくさん元気をいただいたし、番組を見てくださる皆さんにもきっとそのパワーが伝わると思います。