米・マサチューセッツ州ボストンの公園で27日、中国系米国人による集会が行われ、同州のアジア系米国人に関する法案に抗議した。写真はマサチューセッツ州会議事堂。

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米・マサチューセッツ州ボストンの公園で27日、中国系米国人による集会が行われ、同州のアジア系米国人に関する法案に抗議した。28日付で中国僑網が伝えた。

同日公園には中国系米国人をはじめ政界関係者など200人余りが集まった。同様の集会は今月で4度目となり、今回が最も大きい規模という。

中国メディアによると、彼らが反対する同州の法案は、国勢調査の際に中国系、ベトナム系、韓国系といったアジア系米国人の詳細データを個別に収集するよう求めるもの。同様の取り組みは同州以外の地域でも見られており、「アジア系米国人の現状を把握することでより適切な支援を行う」と当局側は説明しているが、中国系米国人からは「民族間の分裂を招く」「違う民族同士が団結できなくなる」と懸念する声が聞かれている。

米華字紙・世界日報によると、27日の集会でも同様の声が聞かれ、参加者らは「分裂してはならない」「私は米国人だ」「なぜアジア系だけを対象にする」「差別はやめろ」と英文で描かれたプラカードを掲げ、公園内を行進した。集会では署名活動も行われ、主催者側は「集会は、アジア系米国人の団結を呼び掛け、権益の保護を趣旨としている」と語っている。(翻訳・編集/内山)