全米オープンテニス、男子シングルス1回戦。リターンを打つバーナード・トミック(2017年月日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子テニスの悪童バーナード・トミック(Bernard Tomic、オーストラリア)が28日、自身は「世界一賢い人間ではない」とした上で、「テニスに飽きた」と発言して物議を醸した行為に後悔はないと話した。

 先日のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)で初戦敗退を喫したトミックは、テニスに「飽きた」などと試合後に発言し、大きな波紋を呼んだ。

 体調不良で全米オープンの前哨戦を全大会欠場したトミックはこの日、ウィンブルドン以来となる実戦に臨んだが、大会第19シードのギル・ミュラー(Gilles Muller、ルクセンブルク)に6-3、3-6、4-6、4-6で敗れた。

 ウィンブルドンでの騒動でラケットメーカーのヘッド(HEAD)社との契約を打ち切られていたトミックだが、「俺は自分の意見に正直にいただけ。思っていることを隠し、自分の考えを口にしないのではなく、包み隠さないようにした方がいい時もある」と自身の問題発言に関して後悔はないという。

「俺は不動産業界へ進んだり、レストランを経営したりできる器ではない。まったく理解できないと思う。自分の仕事はテニスなんだ」

「俺は世界一賢い人間ではない。医学部の学位を取るといった素質はないんだ」

 トミックは現在、一時最高17位を記録した世界ランキングが146位まで低下。昨年上位進出を果たしたロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2016)とウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2016)でポイントを守れなかったことで、158位をマークした2011年以降では最低位となっており、今後さらなる後退も見込まれる。

 今季はわずかマッチ9勝にとどまっているだけでなく、グランドスラムでの初戦敗退も3回を数えるトミックだが、自身にはトップ20に復帰する力があると自信を持っているといい、「これまでのことは自分の責任。流れを変えなくてはいけないが、140位から始まって16位とか17位で終えた年のようなプレーもできる」と話した。

「まだ24歳。テニスこそが自分の人生だ。引退までに四大大会(グランドスラム)を1、2回勝てたらハッピーだと思う」
【翻訳編集】AFPBB News