「あさひなぐ」完成披露上映会より

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映画初主演の西野七瀬をはじめ、乃木坂46のメンバーが多数出演する青春ムービー『あさひなぐ』の完成披露上映会が28日、TOHOシネマ六本木ヒルズで開催され、スポーツドリンクが入った樽で鏡割りしてヒットを祈願した。

本作は第60回小学館漫画賞を受賞した人気コミックの映画化。“なぎなた”にすべてを賭ける女子高生の青春をみずみずしく描く。主人公の東島旭役に映画初主演の西野七瀬、旭が憧れる先輩・宮路真春役に白石麻衣、二人の最強のライバル・一堂寧々役を生田絵梨花が演じる。

西野七瀬さんは完成を待ち望んでいた観客を前に「みなさんにどんな感想を持っていただけるか楽しみな気持ちでいっぱいです。なぎなたの稽古もみんなで頑張ったので、カッコイイなって思ってもらえるはず」と作品の出来栄えに自信をのぞかせた。さらに「撮影中もずっと稽古をしていたんですが、なぎなたは重くて、腕が筋肉痛になったり、足の裏の皮がめくれそうになるほど大変でしたが、身をもって教わることができて良い経験になりました」と苦労を明かした。

なぎなた部のエース役を務める白石麻衣さんは、「初日になぎなたの先生から“特別に厳しく、ビシバシ行くからね”って言われて、そこで心が折れそうになった」と話して周りから「初日?早すぎるでしょ」とツッコまれた。白石さんは笑顔を見せながら「でも、やっていくと楽しいし、できてくると、すごい嬉しかった。ぜんぜん苦ではなかったです」と振り返った。

松村沙友理さんも試合シーンに備えて1ヶ月も練習を重ねたそうだが、「前日に監督さんからシーンを全部変えると言われて、心が折れそうになりました。さすがに明日は撮影できないかもって、涙がでました」と撮影を思い返した。

部長役を演じた伊藤万理華さんは、「乃木坂でも全然そういうポジションではないので、私が部長役をやることになってビックリしました。キャプテン(桜井玲香さん)には、けっこう相談にのってもらってました」と話した。

生田絵梨花さんは自分の役について、「原作には、なぜそんなに気が強いのかっていう背景が描かれているんですけど、映画にはそれが描かれてなかったので、ただ怖いとか強いとかいうキャラにしたくないって監督と相談しました」と言い、「ちょっと子供だったり、素直さから来るふてぶてしさだったり、拗ねている感じだったり、そういう可愛らしさを入れ込めたんじゃないかな」と役柄への思いを語った。

イベントには他に富田望生、英勉監督が登壇した。

映画『あさひなぐ』は9月22日(金)全国公開
配給:東宝映像事業部 (C)2017映画「あさひなぐ」製作委員会 (C)2011こざき亜衣/小学館

映画『あさひなぐ』 公式サイト http://asahinagu-proj.com/