中国漁船がエクアドル・ガラパゴス諸島沖の海洋保護区域の生態環境を破壊したことに対し、現地市民が3日連続でデモ活動を実施した。資料写真。

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2017年8月28日、環球網によると、中国漁船がエクアドル・ガラパゴス諸島沖の海洋保護区域の生態環境を破壊したことに対し、現地市民が3日連続でデモ活動を実施した。

仏AFPは26日、中国漁船1隻が先日同国内で希少種のサメを不法に捕獲して拿捕されたことを紹介。ガラパゴス諸島の住民が現地時間23日より3日連続で中国漁船に対する抗議デモを行ったとしている。

抗議活動は同国の首都キトや最大の都市グアヤキルにまで飛び火しているようだ。エクアドル紙ラ・レプブリカは26日「24日に200人を超える市民が、中国大使館前で『ガラパゴス諸島への侵犯を許さない』『われわれの海から離れよ』とのシュプレヒコールをあげながら中国漁船の駆逐を求めるデモに参加した」と報じた。また、同国政府は違法操業していた中国船の所属企業に対してガラパゴス諸島の自然環境破壊を補う目的で360億ドル(約3兆9400億円)という高額の賠償を請求しているという。

エクアドル紙エル・コメルシオは27日、同国外務省の情報として「中国はすでに、違法操業した疑いのある漁船の調査を始めるとともに、当該地域への漁船の航行を制限する措置を検討することを表明した」と報道。「わが国自身も、より多くの措置を講じて海洋生物群の保護を強化するとともに、隣国のペルーやコロンビアとの情報交流や協力を強化すべきだ」と論じている。(翻訳・編集/川尻)