爆睡猫ネルニャン

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がんばってきたあなたへ贈るトイアンナの「生きづらさ」診療所 69
著/トイアンナ

こんにちは、トイアンナです。休みになったらあれをしよう、これをしようとウキウキしていたのに、いざ休日に目を覚ましたら体がダルい。とりあえず枕元のスマホでSNSでもいじるか……あれっ、もう日が暮れてる!? なんて経験はありませんか。これは私の典型的な休日です。アイロンがけすらやらず、シワシワのシャツを何枚溜めていることか。


ダルい、は体からのSOS

けれどよくよく考えてみましょう。「ダルい」は休息を求める体のサインです。気分が悪い、どこかが痛いだけが体のSOSじゃありません。なんとなくやる気が起きず動けないのも十分な「もう無理」というあなたへのメッセージです。心はどうあれ、あなたの体は休みたがっています。

休みだしせっかくだからショッピングして、ネイルケアして、髪も切りたいし……というのはもちろんアリですが、一方でスタイリストさんと何気ない話をするのだって、ストレスにはなるじゃないですか。誰かと話すことは原則として「消耗すること」です。ほとんどの方にとって、他人と楽しく会話することはストレスとなりえます。RPGゲームにはHP、MPと戦闘で消耗するゲージがあります。現実の私たちは、誰かと話すたびに「社交性ゲージ」を削っているのです。そしてゲージが空っぽになれば、ゲームでHPやMPが尽きたときと同じようにぐったりするのも当然です。ゲームの主人公だって、ゲージが空っぽになれば宿屋で回復します。現実の私たちにも、ベッドが必要なのです。

「頑張って寝た自分」をほめよう

一見社交的で、みんなと会うのが好きな人ほどこの「社交性ゲージ」が減っていくことに無自覚です。自分が企画したパーティのあと、クタクタになりながら「なんでこんなに楽しかったのに疲れてるんだ?」と思う方は少なくありません。それはあなたが自分でも気づかぬうちに社交性ゲージを消費して、頑張っていたからです。

寝て過ごしてしまった日は、自分を大事にした日。ゲームの主人公が宿屋で休むように、あなたも冒険の準備をしているのです。むしろ真剣にダラダラしようじゃありませんか。部屋にマッサージ師を呼んだっていいし、そのままふらりと銭湯に浸かってもいいんです。そして一人でゆっくり休んだ自分を「えらい!すごい!」と褒めてあげてください。疲れるまで頑張れたこと、ちゃんと回復も考えられたこと。どちらも「自分を大事にできた」という立派な行いなんですから。

トイアンナとは?
人気コラムニスト, ライター。ブログ『トイアンナのぐだぐだ』をはじめ、人の生きざまを分析する文章でファンを獲得し月間50万PVを記録。
http://toianna.hatenablog.com/