28日、かつて中国で60年近く暮らした旧日本軍の慰安婦だった韓国人女性の河床淑さんが、敗血症のため韓国で死去した。資料写真。

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2017年8月28日、中国メディアの環球網や中国新聞網によると、かつて中国で60年近く暮らした旧日本軍の慰安婦だった韓国人女性の河床淑(ハ・サンスク)さんが同日午前、敗血症のため韓国で死去した。

韓国・聯合ニュースが、慰安婦問題の解決に取り組む韓国の市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)からの情報として伝えた。

それによると、河さんは1928年忠清南道瑞山市生まれ。44年、お金を稼げるという言葉にだまされ、慰安婦として中国・湖北に連行され、日本の敗戦後も帰国することができずに中国で60年近く暮らし続けた。中国国籍は取得せず、99年に韓国国籍を回復し、2003年にようやく帰国した。2年半余り過ごした後、中国の家族の元に戻ったが昨年2月に大けがを負い、同4月に中国からソウル市内の病院に移送され療養を続けていた。

韓国政府に認定されている元慰安婦239人中、生存者は36人に減った。

環球網は、「世界慰安婦の日」の今月14日、中国では「慰安婦」生存者の現状を反映する記録映画「二十二」が公開され人々の関心が高まったが、そうした関心も元慰安婦の「生老病死」を阻止できないと伝えている。(翻訳・編集/柳川)