印ニューデリーの中国大使館近くで、対中抗議のスローガンを叫ぶインドの活動家ら(2017年7月7日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】インド軍と中国軍がヒマラヤ山脈(Himalayas)の要衝の係争地で数か月にわたりにらみ合いを続けていた問題で、インドは28日、この対立を解消することで中国側と合意し、両軍が撤退を始めたと発表した。

 印中両国軍はこれまで、インド国境に近接し、中国およびブータンが領有権を主張しているドクラム(Doklam)高地で対峙(たいじ)していたが、インド外務省は、中国側との協議を経て合意に達したことを明らかにした。

 中国外務省は、撤退を始めたのはインド軍のみとしているが、インド側は後に両国が国境部隊を撤退させていると改めて強調した。

 ドクラム高地で両国軍がにらみ合いを始めたのは6月16日。専門家の間からは、ともに核保有国の中印間で過去数十年に発生した中で最悪の危機という見方も出ていた。
【翻訳編集】AFPBB News