27日、韓国・ノーカットニュースによると、韓国海軍が原子力潜水艦の有用性と建造の可能性、全体の予算規模などを検討するための研究業務を発注し、原潜導入準備作業が本格化していることが分かった。資料写真。

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2017年8月27日、韓国・ノーカットニュースによると、韓国海軍が原子力潜水艦の有用性と建造の可能性、全体の予算規模などを検討するための研究業務を発注し、原潜導入準備作業が本格化していることが分かった。

海軍は27日、研究業務を発注した背景について「北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の脅威に備え、2017年の予算審議の際、国会国防委員会が原子力推進潜水艦確保方案の検討を要求し、潜水艦建造に対するメディアと世論の関心が大きくなったため」と明らかにした。また、「潜水艦の早期確保が急務だが、政策決定に参考にできる技術の可用性と軍事的効果、国際法的可能性など多角的な検討を通じた専門性のある研究資料が必要だ」と説明した。

原潜の導入に関連して、韓国国防安保フォーラムのムン・グンシク対外協力局長は、「北朝鮮がSLBMを潜水艦に搭載して水中に入れば、現在(韓国には)対応方法がない」とし、「潜航期間が短い韓国のディーゼル潜水艦では、任務遂行が不可能」と述べ、原潜の必要性を強調した。

また、文在寅(ムン・ジェイン)大統領も大統領候補時に原潜の必要性を訴えており、最近、韓国政府では李洛淵(イ・ナギョン)首相も「原潜と朝鮮半島の非核化は別問題」として、原潜導入を本格的に検討すべき時が来ているとの認識を示した。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは、「検討する時間がもったいない。今すぐ開発に取り掛かってほしい」「今度は米国から買ってくるのではなく独自開発してくれ」「原潜だけでなく、核も持たねばならない」「5年以内には配備してほしい」「自衛権確保のため、迅速に進めてくれ」など、原潜保有に積極的な意見が多く寄せられた。

その一方で、「やっぱり現実的にみて当分は原潜保有は難しいと思う」と、消極的な意見も。また、「国防関連の内容はニュースにせずに極秘に進めるべき」「こんなに騒ぐな。粛々と進めろ」など、原潜に関連した情報を公開することに懸念の声もみられた。

その他に、「米国の原潜のように大型にする必要はない。中小型でもある程度の数を確保すればいい」「今回の事業でも不正が起きないように、しっかりと監視する必要がある」などとするコメントもあった。(翻訳・編集/三田)