<栃煌山結婚発表会見>新婦・せりさんとのツーショットの写真を手に笑顔を見せる栃煌山

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 日本相撲協会は28日、大相撲秋場所(9月10日初日、両国国技館)の新番付を発表し、栃煌山(30=春日野部屋)は昨年秋場所以来、6場所ぶりの小結となった。栃煌山は6月19日に滋賀県大津市出身の山本せりさん(30)と結婚したことを公表し、9月には第1子が誕生する。嫁取りを果たした実力者は、大関獲りを目指していく。

 実直な栃煌山も、この日ばかりは最後まで笑みが絶えなかった。両国国技館の記者クラブで行われた結婚会見。せり夫人は9月の出産予定日を控えて会見に出席できなかったが、代わりに2ショットのパネルを用意。「(妊娠と結婚の)順番が逆になってしまいましたが」と苦笑いしながら、すっきりとした顔立ちで美人の新妻を紹介した。

 2人は栃煌山の個人後援会を介して4年前に出会い、3年前から交際に発展。左肩関節亜脱臼で途中休場した14年名古屋場所の直後も、そばにいて励ましてもらったという。「明るくて一緒にいて落ち着く。栄養のことも勉強してサポートしてくれて、結婚したいと思っていた」。そんな矢先に妊娠が判明。名古屋場所前に婚姻届を提出した。

 新婚の名古屋場所は「いい成績を残したい」という強い気持ちで臨んだ。夜にはせり夫人と電話をして「切り替えられた」という。オンとオフのメリハリをつけられたことで、自身最多12勝という結果につながった。

 小結在位は14場所で、昭和以降では高見山(19場所)、安芸乃島(15場所)に次ぎ、出羽錦と並んで3位。「奥さんと生まれてくる子供を幸せにできるように、もっと番付を上げられるようにしたい」。大関候補と呼ばれて久しい実力者が、家族のためにも大関獲りを目指していく。