昨年9月以来、約1年ぶりに代表復帰を果たした武藤は、貪欲にチャンスを狙っていく姿勢を示した。写真:サッカーダイジェスト

写真拡大

 今回のワールドカップ最終予選2試合(オーストラリア&サウジアラビア戦)に向け、武藤嘉紀は約1年ぶりに代表メンバーに名を連ねた。

「やっぱりここに帰ってこられたっていうのが大きい。怪我を繰り返していたので」と語る25歳のアタッカーは昨季、度重なる怪我の影響でコンディションが上向かず、代表復帰のタイミングを逸してきた。

 再起を誓った今季は、オフシーズンから入念に心身を整え、良好な状態に仕上げてブンデスリーガの開幕を迎えた。ここまでリーグ戦ではゴールこそないが、開幕から2試合続けてフル出場するなど、コンディションは上々だ。

 そのタイミングでの代表復帰に、本人は「今回はコンディションも整っているし、準備はできているのであとはチャンスを待つだけ」と充実した表情でコメント。さらに「ただ呼ばれるだけに帰ってきたわけじゃないので、とにかくチャンスをモノにしたい」と、スタメンを奪う覚悟も見せている。

 ワールドカップ出場権が懸かる大一番へ「もちろん高揚感もあります。ただ、チャンスを生かすのは自分次第」と身を引き締めた。

取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)