韓国ソウルの鉄道駅で、北朝鮮のミサイル発射に関するニュースを映したテレビ画面(2017年8月26日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】(更新)北朝鮮は29日、弾道ミサイル1発を発射し、ミサイルは日本上空を通過した。日本政府と韓国軍が発表した。日本政府によると、ミサイルは北海道沖の太平洋(Pacific Ocean)に落下した。安倍晋三(Shinzo Abe)首相は「これまでにない深刻かつ重大な脅威」だと述べ、北朝鮮に抗議したことを明らかにした。

 韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は午前5時57分(日本時間同)ごろ、平壌(Pyongyang)近郊の順安(スナン、Sunan)から「種類不詳の弾道ミサイル」を発射。ミサイルは東へ飛行し、日本上空を通過した。ミサイルは約2700キロ飛行し、最大高度は約550キロだった。米国と連携して詳しい分析を進めている。

 韓国大統領府によると、政府は国家安全保障会議(NSC)を招集した。

 日本政府も、ミサイルが同国上空を通過したと発表。安倍首相は、政府は国民の安全を確保するため「万全を期す」と述べた。日本政府もNSCを開いて対応を協議。首相は終了後、記者団に対し、北朝鮮に対する圧力を強める考えも示した。

 菅義偉(Yoshihide Suga)官房長官は記者会見で、日本に対する「深刻かつ重大な脅威」だと語った。

 米国防総省のロブ・マニング(Rob Manning)報道官も、北朝鮮が日本上空を越えるミサイルを発射したと確認。ただ「北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は北米に脅威をもたらすものではなかったと判断している」とも説明した。
【翻訳編集】AFPBB News