26日、世界最大の鉄道車両メーカーである中国中車の代表が時速400キロの高速鉄道について語った。写真は中国高速鉄道。

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2017年8月27日、香港メディア・大公網によると、中国工程院院士で、世界最大の鉄道車両メーカーである中国中車・株洲電力機車研究所の丁栄軍(ディン・ロンジュン)代表が、時速400キロの高速鉄道について語った。

丁代表は26日、江蘇省無錫市で開催されたハイレベル人材によるイノベーション・ベンチャー交流会議において、「次世代高速鉄道の時速は軌道を走行する列車の限界に達する」とするとともに、「完全インテリジェント化が実現できる見込みだ」とした。

6月には時速350キロの「復興号」が北京と上海を結ぶ京滬高速鉄道で運行をスタート。丁代表によると、9月21日のダイヤ改正で時速350キロでの営業運転が始まり、年内には全列車が設計時速の350キロで運行することになるという。

また、丁代表は、「中国は鉄道分野で世界の最先端にあると言える」と話し、コスト面では欧州や日本の企業の3分の2でしかないにもかかわらず、速度面ではそれらの3分の1速いと話した。また、復興号は設計から生産まですべて独自の知的財産権を持っており、時速350キロでの運行データも中国が世界で最も整っているとした。

時速350キロを実現させた中国は、すでに時速400キロ以上で走行する次世代車両の開発に着手している。丁代表によると、中国科学技術部は正式な国家プロジェクトとして開発を計画しており、2020年には実現できる見込みだという。(翻訳・編集/岡田)