100枚の名刺を一番速くファイリングする方法は?【8製品実測テスト】

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いつかちゃんとしよう。そう思ってもなかなか手が出ないのが名刺管理(ですよね?)。ここでは、私のように膨大な未整理の名刺を前に絶望を感じる方を救済するべく、最速でファイリングする方法を探しました。ぜひご覧下さい。


未整理の名刺が山積みに……
こんな時、どうしていますか?



忙しさにかまけているうちに、こんな状態になってしまった名刺たち。一体何をどうしたらよいのか……。

今回は、そんなお悩みを解決するべく、100枚の名刺をいかに手早くまとめられるのかという点に焦点を当て、検証を行いました。

具体的には、スキャナー、管理ファイルなど名刺を管理するアイテム8製品を用いて、100枚の名刺を整理するまでにかかる時間を計測するというものです。

[テスト方法]
100枚の名刺をシャッフルしてデスク上にばらまいた時点からスタートし、ファイリングが完了するまでの時間を比較。同時に、正確性や操作性も評価に加えています

それでは、実際のタイムが早かった順にご紹介いたします!


【第1位】3分45秒で完了
名刺管理に全方位で隙ナシ!



スピード、正確性、そしてボタンを押すだけというシンプルな操作感、どれをとっても最強だったのがこちら!



PFU
ScanSnap iX500
実勢価格 4万2888円


100枚の名刺をスキャンする時間はわずか3分45秒!

名刺サイズの差し込み口に、6〜7枚を無造作にまとめて配置するだけで、名刺の両面を恐るべきスピードで読み取り、同時に名刺管理ソフトウェア「CardMinder」に次々とリスト化していくのです。全100枚の名刺をリスト化するために要した時間はわずか3分45秒。圧倒的な記録でした。

価格的には少々お高めですが、その分の価値は十分にあります。スキャナーとしても優秀ですし。



こちらはCardMinderの画面です。読み込んだ名刺の文字を読み取ってリスト化してくれるのは便利なのですが、ところどころミスがあり、後に修正を加える必要がありました。

本気で名刺のデータ化を検討するなら、名刺情報入力サービスとの連携モデルを選択するのも手です。こちらはちょっと高めですが(4万8751円)。

名刺情報入力サービスとの連携については、後日、あらためて詳細をご報告いたします。


【第2位】6分44秒で完了
コンパクトなのに性能はスゴい



スキャン自体は早いのですが、裏表をそろえるのがちょっと大変でした。それでも好タイムを残したあたり、性能の高さが伺えます。



PFU
ScanSnap iX100
実勢価格:2万800円


2〜3枚を同時に読み込めるので、スキャンする時間は4分弱と短いのですが、片面しか読み込めないので表裏を揃える時間がかかり、トータルでは6分44秒という結果となりました。コンパクトなサイズでこの性能は驚くべきものがあります。



1位のiX500と同じく「CardMinder」を活用できますが、名刺の両面をデータ化する場合は2回読み込んでからデータ上で合成する必要があります。その場合、完了までに18分18秒を要しました。


【第3位】15分13秒で完了
しかし、精度に問題が……



デスクライトの上に置いてたiPhoneのカメラで名刺を撮影し、データ化するというモデルです。タイムは良いのですが……。



PFU
SnapLite
実勢価格:7800円


レーザーの赤枠内に名刺を並べてスキャンすると、1枚1枚個をデータ化してくれる……のですが、白いテーブルの上では白い名刺が識別しにくいなど、背景色と近い名刺は認識しなかったり、なぜか中途半端にまとめられたりするなど、逐一のチェックが必要だったのはちょっと手間でした。



読み取りに失敗すると、この状態を1枚と認識してしまいます。そうなるとやり直しです。


【第4位】19分19秒で完了
アナログは案外速いと実感



名刺収納ファイルの逸品「ノビータα」で100枚の名刺をまとめたところ、所要時間は約20分。案外(?)速いことに驚かされます。



コクヨ
ノビータα 名刺用 NT20D
実勢価格:1064円


アナログど真ん中ですが、スピード感は上々。ですが、iX500のスピード感を前にすると、ややメンドウだと感じてしまいました。



ちなみに、付属の読み取りシートを使用すると、一気に8名分の情報をスマホへ送信できます。


【第5位】23分11秒で完了
ユニークなアナログタイプ



モノ雑誌などで紹介されることも多い人気アイテムですが、一気にまとめるのはかなりメンドウでした。



ROLODEX
ローロデックス
実勢価格:6475円


回転させながら名刺を検索するユニークなモデルです。

マメに名刺を追加していくならば良いかもしれませんが、100枚をまとめるのはひと苦労。いったん名刺収納ケースに入れてから装着していく方が手早く作業できました。


【第6位】23分30秒で完了
自動撮影モードも搭載ですが……


撮影用スタンドに名刺を置き、スマートフォンで撮影して取り込み、パソコンで細かい編集や名刺検索などができるのですが……。



NEXX
ワールドカード・モバイルフォンキット
実勢価格:9990円


一見、非常にスムーズに進むようなイメージなのですが、1枚ずつ撮影していくのはメンドウでした。ローロデックス同様、コツコツと名刺データを増やしていくタイプの方に向いています。



ドックモードは1枚ずつ名刺を置くだけで自動的に撮影が始まりますが、テンポが早過ぎてついけいけないケースがありました。


【第7位】34分47秒で完了
名刺の両面を丁寧にスキャン


サンワダイレクトの名刺整理スキャナーは、データベース化に30分以上かかりました。



サンワダイレクト
名刺整理スキャナー
実勢価格 1万5800円


PCと接続し、名刺を1枚ずつスキャンしていきます。名刺のオモテ・ウラを丁寧に読み取ってくれるのですが、なにしろ時間がかかります。

ただ、操作感は悪くなく、こちらもコツコツ増やしていくならアリだと感じました。



読み取った情報はリアルタイムでPCにUPされます。


【第8位】1時間15分で完了
そこはかとない楽しさがあります


今回最下位となったメックルMQ10は、唯一1時間オーバーという結果に。



キングジム
メックルMQ10
実勢価格:1万8000円


とにかく時間がかかる……のですが、ディスプレイは明るくて見やすいです。



スキャンしたデータは、右手のジョグダイヤルで検索します。こういった記事ではふさわしくないかもしれませんが、アナログとデジタルの中間という操作感は、どこか楽しさを感じるものでした。

タイムイズマネーなタイプには向きませんが、ちょっとゆるいのを許せるならアリですね。ちょっと高いんですけど。

[総評]
1位と最下位とで1時間以上の差がつくという結果になりました。名刺管理に特化したモデルほど時間が必要になるというのはなんだか皮肉です。

手っ取り早くデータ化をするならiX500、ちょっと安くてコンパクトなのがいいならiX100がベストの選択です。アナログなノビータαもいいのですが、どんな場所からでも名刺データにアクセスできるという点ではデジタルが有利。

あとはデザインなど趣味の問題になるかと思います。ローロデックス、メックルはその点おすすめです。



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