北京オリンピックで金メダルを獲得するなど、かつてフェンシングのエペで世界のトップに君臨したブリッタ・ハイデマンさんが、新たに1.FCケルンの相談役会会員へと就任したことが明らかとなった。ケルン出身で34歳のハイデマンさんは、現在はビジネスコンサルタントを営んでおり、個人的な理由で辞任するユルゲン・マイシュ氏の後任を担う。

「私はケルンの本拠地ライン=エネルギー・シュタディオンにほど近い、歓声が聞こえるほどの距離のところで育ちました。」と振り返ったハイデマンさんは、「ケルンの人々にとって、このクラブがとても大きな意味をもっていることはよく理解しています」と言葉を続けており、財政面でも競技面でも軌道修正に成功したクラブの継続的な発展に寄与していく意欲を示している。

ケルンのヴェルナー・シュピナー会長は「ブリッタ・ハイデマンという、ワールドクラスノアスリートで、ケルンに大変に愛着をもっている人物を、相談役会に迎え入れられたことを大変嬉しく思っている。彼女のもつ国際経験と、彼女のもつバックグラウンドが、我々にとってプラスとなると確信している」と喜びを語った。

ちなみにケルンは今夏に中国ツアーを実施しているが、ハイデマンさんは中国語を学び欧州委員会の中国青少年大使も務めた経験ももち、さらに北京五輪で金メダルを獲得するなど、ドイツでは親中派としても知られた人物でもある。