原口、豪州戦でクラブ同僚MFとマッチアップ実現も サイドの攻防で鍵を握る存在に

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ヘルタMFレッキーと日豪戦で直接対峙か 原口は事前に偵察「クセもじっくり見ていた」

 ヘルタ・ベルリンのFW原口元気はバヒド・ハリルホジッチ監督の下で左ウイングの定位置を手にしている。

 31日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦では勝手知ったるクラブの同僚とのマッチアップ実現の可能性があるだけに、ハリルジャパンの鍵を握る選手となりそうだ。

 合宿中の日本代表は28日にさいたま市内で公開練習を行った。ヘルタでは去就問題が過熱した影響もあり、ここまでは途中出場のみで、週末のドルトムント戦もプレー時間は30分だけだった。練習後の取材では「フレッシュで試合に飢えている。状態も良い。飛行機の中ではリラックスできたし、オーストラリアの試合を見ていた」とコンディションに不安はないと強調した。

 31日の対戦相手となるオーストラリアでは、今季からクラブで同僚となったMFマシュー・レッキーが招集されている。26歳のアタッカーはヘルタで右サイドを務めており、左サイドでプレーする原口とは真っ向からぶつかり合う可能性もある。それだけに、チームメートとしてプレーしながらも、このW杯予選を見据えて偵察は怠っていなかったという。

「レッキーとマッチアップする可能性があるけど、お互いによく分かっている。やりにくさもあると思うけど、良さは分かっている。そのつもりでクセもじっくり見ていた部分がある。向こうでは『グッドラック、(チャンスは)50-50だね』と(話していた)」

原口が自信「オレが、オレがより…」

 レッキーの突破力はオーストラリアの大きな武器の一つだけに、原口はサイドの攻防で鍵を握る重要な存在となりそうだ。また、「大きな試合になればなるほど、オレが、オレがよりもチームのために動ける選手が多い方が勝つ。助け合える選手が多いのが日本の強さ」と日本のストロングポイントにも自信を覗かせている。

 原口はこの最終予選では4得点を決め、大きな自信を手にしている。勝てば6大会連続の本大会出場が決まる一方で、敗れれば3位転落という展開も起こりうる大一番だが、「大きなプレッシャーを感じるのは当然。逃げもせず、上手く付き合えたら」と堂々たる心持ちで試合に臨む準備を進めている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images