前回長友を脳震盪で離脱させた槙野 豪州戦へ自虐「味方を怪我させないように…」 

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6月合宿で頭部に槙野の膝が接触するアクシデント 長友がチームから離れる緊急事態に

 日本代表のDF槙野智章(浦和レッズ)は28日、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選オーストリア戦(31日)にサウジアラビア戦(5日)に向けたトレーニング後に取材に応じた。

 前回の敵地オーストラリア戦では同ポジションの長友佑都(インテル)を負傷離脱に“追い込んでしまった”形となったが、その出来事に自ら言及している。

 槙野は27日に行われたJリーグ第24節清水エスパルス戦を終えた翌日の合流となった。ミックスゾーンでは敵地オーストラリア戦(2016年10月)を前にした合宿で起きたアクシデントについて自ら切り出し、自虐的なコメントを残した。

「前回は長友選手を脳震盪させてしまった。それがないよう、味方を怪我させないようにしないと(苦笑)」

 敗戦は許されないアウェーマッチを前にした練習中に、長友の頭部が槙野の膝に接触するアクシデントが起きた。長友の診断結果は脳震盪で、そのままチームから離脱。無尽蔵のスタミナを誇るサイドバックがチームを離れる緊急事態となった。

 自ら過去の出来事を切り出して、笑いに変えようとするのは槙野ならではとも言える。「どんな状況でも良い結果を出すためにベストを尽くします」とフォア・ザ・チームの精神を強調する槙野は、サイドバックとセンターバックをこなせるユーティリティ性を備え、チーム全体に気を配るムードメーカー役としても大いに期待されている。

 長友の件があったとはいえ、槙野は練習中から激しく闘いつつ、チームに貢献しようと心に誓っているはずだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images