Doctors Me(ドクターズミー)- 大人になりほくろが増え始めた…黒い斑点の原因とがんとの見分け方

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大人になりほくろが増えた気がする…と感じている方は多いのではないのでしょうか?

年齢と共に数が増え始め、気づかないうちに背中やお腹にも黒や茶色の斑点が現れていることがあります。

夏は水着を着る機会もあるので、肌の露出が多い場合はどうしても気になってしまいますよね。

今回は、厄介な増え始めたほくろや謎の斑点について、原因や予防対策、がんなど危険な病気との見分け方を医師に教えてもらいました。

ほくろのような黒い斑点が増えた原因



皮膚に黒〜茶色い斑点ができた場合、様々な可能性が考えられます。似通っている部分も多く、これらを見分けるのは難しい場合もあります。

また、同じ場所に複数の病変が生じる場合もあります。

原因



・日光黒子(老人性色素斑)

・単純性黒子(ほくろ)、色素性母斑

・雀卵斑(そばかす)

・肝斑(しみ)

・扁平母斑

・脂漏性角化症

・炎症後色素沈着

など

増え始めた黒い斑点はどの部位に多い?

 

やはり紫外線を浴びる機会が多い、顔面・手〜腕に多いです。

単純性黒子(ほくろ)は紫外線や物理的刺激とは関係なくできると言われており、日光の当たらない足の裏や背中にもできます。 

悪性のがんなどの病気が疑われる黒い斑点

 

悪性の病気例



・悪性黒色腫

・日光角化症

・基底細胞がん

・有棘細胞がん

これらの原因として大きいのが紫外線とホルモンです。

がんとの見分け方



■ がんの特徴

・形が非対称である

・境界がギザギザしていたり、境界が不鮮明である

・色調にむらがある

・長径が6mm以上

・大きさや盛り上がりが変化していく

・表面がガタガタと不均一

■ 問題のない斑点の特徴

・毛が生えている

・表面がつるんとしている(盛り上がりがあるとがんということではない)

検査方法



ダーモスコピーという拡大鏡のようなもので病変を見ることで、よりくわしく診察することができます。 

皮膚科医も見ただけでがんなのかどうかを100%見分けられるわけではなく、疑わしい場合は皮膚を切り取って顕微鏡で見る検査をし、確認することになります。

カミソリの刃が円筒状になったような器具があり、比較的簡単に皮膚を採取することができます。 

黒い斑点が増えやすいタイプ

 

紫外線をよく浴びる人ですが、民族的・人種的差も大きいとされています。

また、ストレスや妊娠・月経に伴うホルモンの変化も関係していると言われており、妊娠中に斑点が増えたという方も多いようです。 

また、単純性黒子(ほくろ)は原因が分かっておらず、大人になってからも自然に消えることがあるとされています。 

黒い斑点が増えないための予防対策 

アイテムの活用





日傘・長袖の衣服・マスク・手袋・日焼け止めなどで紫外線を避けます。

正しい生活習慣でターンオーバーを促す



 

皮膚には深いところに芽になる細胞があり、それが増殖して新しい細胞ができ、徐々に皮膚の表面に押し出され、必要なくなるとはがれ落ちるという新陳代謝のサイクルがあり、これをターンオーバーといいます。皮膚の部位にもよりますが、1〜2カ月で新しい細胞に入れ替わります。

このサイクルが遅くなったり、正常に不要な細胞が排除されなくなると、斑点が消えにくくなります。皮膚のターンオーバーを促すには、睡眠・栄養・ストレス対策が重要です。

22〜26時の間は肌の再生に重要な時間であり、早めに眠ることが効果的です。

食事は肌の再生を助けるビタミンA、B、C、Eや亜鉛、タンパク質を中心にバランスよく摂るようにします。

また、単純性黒子(ほくろ)は原因が分かっていないため予防することはできません。 

最後に医師から一言 

 

黒い斑点の見た目が気になる場合は、美容皮膚科やスキンクリニックでレーザー治療やケミカルピーリングを受けることも検討されるとよいかと思います。 

(監修:Doctors Me 医師)