カナダのトロント郊外ミシサガにあるライト・コリアン長老教会で、信徒らに話をするヒョンス・リム氏(2017年8月13日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】北朝鮮で2年以上にわたり拘束され、「医療上の理由」で今月解放された韓国系カナダ人牧師のヒョンス・リム(Hyeon Soo Lim)氏(63)が27日、公営カナダ放送協会(CBC)のインタビューに対し、カナダ国籍を持っていたおかげで命が助かったと述べた。

 CBCの番組でリム氏は「私が韓国人だったら、彼ら(北朝鮮政府)は私を殺していたかもしれない」「私がカナダ人だから殺せなかったんだ。なぜなら彼らは外国人を殺せないからだ」と述べた。

 また、カナダ国籍を持っていたから命が助かったのかと問われたリム氏は「そう思う」と語った。

 トロント(Toronto)郊外ミシサガ(Mississauga)にあるライト・コリアン長老教会(Light Korean Presbyterian Church)の牧師を務めるリム氏は、2015年1月に北朝鮮で拘束された。だが、カナダのジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相の特使が平壌(Pyongyang)を訪れたのを受け、同氏は今月9日に解放された。

 リム氏はCBCとのインタビューで、北朝鮮では「説教は決して行っていない」と述べた上で、北朝鮮への度重なる渡航は純粋に人道的な理由だと強調。特に自らの教会が資金を出した高齢者福祉施設や児童養護施設に関する活動のためだったとした。
【翻訳編集】AFPBB News