北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長(資料写真)=(聯合ニュース)

写真拡大 (全2枚)

◇北朝鮮 豊渓里で核実験の準備完了=韓国情報機関

 韓国の情報機関、国家情報院は28日午後、北朝鮮北東部・豊渓里の核実験場の状況と関連し、「2〜3番坑道で核実験の準備が完了した」と国会に報告した。昨年、掘削作業を中断した4番坑道については今年4月から準備動向を報告しているという。与党「共に民主党」の金炳基(キム・ビョンギ)議員が伝えた。

◇北発射の飛翔体 弾道ミサイルか

 韓国軍の関係者は28日、北朝鮮が26日に発射した飛翔(ひしょう)体について、米国との共同分析の中間結果として、短距離弾道ミサイルの可能性が高いと明らかにした。韓国国防部の文尚均(ムン・サンギュン)報道官はこの日の定例会見で「改良した300ミリのロケット砲、または弾道ミサイルなど、いろいろな可能性について分析している」としていた。同飛翔体について、韓国青瓦台(大統領府)は「改良した300ミリロケット砲と推定される」と発表。米太平洋軍司令部は「弾道ミサイル」とし、異なる見方を示していた。

◇サムスン電子副会長が控訴 一審で実刑判決

 韓国前大統領の朴槿恵(パク・クネ)被告らへの贈賄罪などに問われ、一審で懲役5年の実刑判決を受けたサムスン電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)被告(49)が、贈賄など五つの罪全てを有罪とした一審判決を不服として控訴した。訴状によると「一審は法理的判断と事実認定に誤認がある」としている。

◇原発建設中止巡り住民から意見聴取へ

 建設工事を一時中断している新古里原発5、6号機(蔚山市)について、建設中止の是非を議論する「公論化委員会」の金知衡(キム・ジヒョン)委員長らが同委発足後初めて建設現場を訪問し、原発運営会社の韓国水力原子力の関係者から報告を受けた。また、建設中止を巡り反対派と賛成派の住民からそれぞれ意見を聴く予定だ。

◇橋建設現場で崩壊事故 手抜き工事の疑い

 26日に京畿道平沢市内の「平沢国際大橋」の建設現場で全長240メートルにおよぶ床版4枚が崩れ落ちる事故が発生した際、橋脚1基も崩壊したことが確認された。事故の詳しい原因は調査中だが、橋の上部構造を支える橋脚が崩壊したことから手抜き工事の疑いが浮上している。

◇今年の成長率2%台後半 韓国中銀予測

 韓国銀行(中央銀行)は国会企画財政委員会で、世界景気の回復や補正予算執行などを追い風に韓国の今年の経済成長率は2%台後半になるとの見通しを示した。北朝鮮リスクの高まりや家計債務(個人負債)の増大が消費や成長を制約するとしながらも、住宅価格の安定が続き、米国の利上げによる資本流出の懸念も大きくないとした。

◇慰安婦被害者が死去 生存者36人に=韓国

 旧日本軍の慰安婦被害者を支援するとともに、慰安婦問題の解決に取り組む韓国の市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)は28日、被害者の河床淑(ハ・サンスク)さんが同日午前に敗血症のため死去したと発表した。韓国政府に登録されている慰安婦被害者239人中、生存者は36人に減った。