その采配に疑問の声も上がるハリルホジッチ監督。豪州メディアもそんなボスニア・ヘルツェゴビナ人指揮官の振る舞いを追求した。 (C) Getty Images

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 8月31日、日本代表はオーストラリア代表とロシアワールドカップ出場を懸けた大一番に臨む。
 
 勝てば本大会への切符を手にする日本を勝点1差で追うオーストラリア。残り2試合と最終予選も終わりが近づくなかで、豪州メディアは「勝利しか許されない」『Herald Sun』紙とファンを煽り立てている。
 
 そんな緊張感が高まるなか、現地時間8月28日に豪メディア『ROAR』は、「すべてのプレッシャーは日本にある」と題して、“サッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)”の優位性について記している。
 
 執筆者のマイク・トゥッカーマン記者は、「ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は負ければ仕事を失う恐れがある」と綴ったうえで、「ハリルジャパンがこれまで以上のスケールになることはまずない。アンジェ・ポステコグルー監督の心に恐れを抱かせもしない」と強調。
 
 また、「井手口陽介や大迫勇也、そしてオーストラリアでもお馴染みの郄萩洋次郎など日本には我々の頭を悩ます選手がいる」とし、「日本で最も厄介だった本田圭佑は、今、メキシコで日々移動を強いられている。そもそも彼はなぜメキシコにいるのか? 原口元気は今週末の試合ではベンチすら外れている」と主力選手たちのコンディション面が不安材料だと指摘した。
 
「我々は時々、日本人の能力を過大評価する傾向がある。しかし、実際には日本のほうが勝たなくてはいけないというプレッシャーを感じている」と強気に語る同記者は、「サムライブルーが埼玉で負ければ、ハリルホジッチ体制は終わりを告げるかもしれない」と8月31日の一戦での勝利が日本に大打撃を与えるとした。
 
 勝てばロシア行きを決められる日本。8月24日の代表メンバー発表の際に「攻撃されればされるほど、批判が多ければ多いほど、私は強くなる」と語ったハリルホジッチ監督の言葉通りに埼玉で結果を残し、快哉を叫ぶことができるのか? オーストラリアとの真夏の決戦に注目だ。